こんにちは!vanbiです。
「セキスイハイムで家を建ててよかったですか?」と聞かれたら、私は迷わず「YES」と答えます。快適エアリーのおかげで家中は暖かいし、太陽光発電のおかげで光熱費収支はプラス(我が家の2022年モデル実績)。基本性能には大満足しています。
でも、「100点満点か?」と聞かれたら……正直、「70点」と答えます。
残りのマイナス30点は何か?
それは、「数万円〜数十万円のオプション代をケチったせいで生まれた、毎日のプチストレス」です。
ここで誤解してほしくないのは、減点した理由は「断熱性能」や「耐震性」といった家の基本スペックに対してではない、ということ。
図面では完璧に見えたのに、実際に生活を始めると「スイッチがめんどくさい」「掃除がしにくい」「ネット回線が…」といった想定外の落とし穴がありました。今回は、築3年の施主が涙ながらに語る(笑)、「採用して後悔した設備・仕様 ワースト5」を包み隠さず公開します。
- セキスイハイムは満足度が高いが、「細かい仕様」での後悔は3年経っても消えない。
- 特に「掃除のしにくさ」と「後から変更できない設備(窓・配線)」は妥協してはいけない。
採用して後悔した設備・仕様ワースト5(築3年の実体験)
この記事の「対策」で出てくる商品名や仕様は、我が家では未採用のもの(後から気づいた理想の選択肢)も含んでいます。
あくまで「3年住んで実感した点を、次に建てるならここにお金を回す」という観点で書いています。これから建築される方の参考になれば幸いです。
第5位:納戸の「手動照明スイッチ」
(「消したっけ?」の確認作業が毎日のストレスに…)
第5位は、照明スイッチの選択ミスです。
我が家は、玄関ホールや廊下・階段などの「通過するだけの場所」は、すべて「人感センサー付き照明」にしました。これは大正解でした。
しかし、失敗したのは「納戸」を手動スイッチにしてしまったことです。 「納戸はたまにしか入らないし、長時間作業することもあるから手動でいいだろう」と、数千円のコスト削減対象にしたのですが、これが裏目に出ました。
ここが後悔!
- 【荷物を持つと押せない】
納戸に入る時=「何か物を取りに行く」か「物をしまいに行く」時です。つまり、常に両手が塞がっている状態なんです。重い段ボールを抱えて納戸の前まで行き、「あ、スイッチ押さなきゃ…」と一度荷物を置くアクションが無駄で仕方ありません。 - 【消し忘れのストレス】
納戸を使った後、「あれ、電気消したっけ?」といちいち確認に戻る作業が発生します。 特に子どもは消し忘れる率が高いので、つけっぱなしの時間が無駄で仕方ありません。
教訓・対策
「滞在時間が短い場所」は、センサーにしておいた方が使い勝手が良いと思います。これらを踏まえた上での、ハイム3年目の教訓はこちらです。
- 【納戸は迷わず人感センサーを推奨】
荷物の出し入れをする場所こそ、スイッチに触る必要がないセンサー式が最強です。もし長時間作業をする場合でも、最近のセンサーは「連続点灯モード」への切り替えができるので、私の生活スタイルでは手動にするメリットが一つも見当たりません。
第4位:ネット配線の「Cat5e」と「空配管なし」
(壁の中は、後から変えられない…ガジェット好きの痛恨ミス)
第4位は、デジタル時代において地味に効くミス。LAN配線です。

ここが後悔!
- 【まさかのCat5e】
建築当時(2022年)、何も考えずに標準仕様のままで進めた結果、壁の中に埋め込まれたLANケーブルが「Cat5e」でした。Cat5eの通信速度は規格上の保証値が「1Gbps」です。(実際にはそれ以上出ることもありますが、ノイズ耐性や将来性を考えると心許ない仕様です) - 【空配管の不在】
何より致命的だったのが、Cat5eであることを知らなかったので「空配管(CD管)」を通していないことです。将来10Gbps回線が当たり前になった時、Cat5eの古いLANケーブルしか使えないという点で、地味に後悔しています。
教訓・対策
- 【空配管(CD管)は必須条件】
セキスイハイムのようなバリバリの機能性住宅を選ぶ方には多いと思いますが、インターネット回線を重視する方は、必ず「空配管(CD管)」を通してもらってください。空配管さえあれば、将来どんな規格になっても、最新のケーブルに入れ替えられます。
現在では無線LAN(Wi-Fi)も性能が上がり、最新規格のWi-Fi 7 では最大通信速度(理論値)が約46Gbpsとなるなど、速度も上がってきていますが、オンラインゲームなどでの「接続安定性」という意味では、やはり有線LANには敵いません。
▼「Cat5e」の罠と、情報分電盤の正解配置はこちら

第3位:洗面台横の「27cmの隙間」
(既製品が入らない「魔の空間」)
第3位は、設計図面の確認不足が生んだ悲劇。洗面脱衣所の「中途半端な隙間」です。
ここが後悔!
- 【既製品を拒む27cm】
洗面台と壁の間に、実測で「約27cm」の隙間ができてしまいました。これが本当に厄介で、世の中の収納家具は「幅30cm」規格が多いんです。

30cmの棚は入らず、かといって20cmの棚を入れると7cmも隙間が空く……。結果、埃が溜まるだけのデッドスペースになり、現在は「パラソルハンガー」や「ゴミ箱」を隠すだけの場所になっています。
教訓・対策
- 【図面の「余白」を潰す】
図面の「空白」や「余白」を甘く見てはいけません。中途半端に空いた隙間はホコリの溜まり場となり、掃除がしにくくなるため、設計段階で隙間を潰しておくべきでした。
▼実際の隙間写真と、苦肉の策の収納についてはこちら

第2位:トイレの「床置き」と「便器奥の隙間」
(毎日の掃除がストレスになる最大の失敗)
第2位は、1階トイレの仕様です。
これは本当に、掃除をするたびに後悔しています。
ここが後悔!
- 【床置きタイプの宿命】
セキスイハイム標準の「タンクあり(キャビネット付)トイレ」を採用しましたが、問題は「床に置くタイプ」であること。男の子がいるご家庭なら分かると思いますが、どうしても「垂れ」や「飛び散り」が発生します。
その汚れが、便器と床の接地面(コーキングの隙間)に入り込むと、拭いても取れないし、臭いの原因にもなります。

教訓・対策
- 【浮いているトイレを推奨】
もしもう一度建てるなら、オプションで差額を払ってでも「浮いているトイレ(壁付け・フローティング)」を選びます。(TOTOの「レストパルF」やLIXILの「フロートトイレ」など。※次に建てるなら最優先でここに課金します)
床がサッと拭けて終わる生活は、数万円以上の価値があると断言できます。
▼掃除が地獄な箇所の詳細写真と、唯一の解決策

第1位:東側の「大開口窓」の断熱性能
(開放感はあるが、夏はジリジリと床から熱気が…、冬の朝はヒンヤリ冷たい…)
栄えある(?)ワースト1位は、リビングの窓です。
開放感を求めて東側に大きな掃き出し窓をつけましたが、ここが夏場は床から熱気を感じ、冬場はひんやりとした冷気を感じるウィークポイントとなっています。

ここが後悔!
リビング東側は隣家の視線が気になりにくい立地だったので、開放感を求めて大きな掃き出し窓を採用しました。 しかし、標準仕様の「アルミ樹脂複合サッシ(ペアガラス)」のまま大開口にしてしまったことが、季節ごとの室温に影響してしまいました。
- 【夏の暑さ】
陽射しを受けた床から熱気が伝わり、エアコンの効きが悪く感じるほどです。 - 【冬の寒さ】
逆に冬の朝は、冷たい空気が窓から足元へ降りてくる「コールドドラフト現象」を感じます。「あったかハイム」とはいえ、窓際に行くとヒンヤリとしてしまうのは誤算でした。
我が家のC値(気密性能)は1.97(2022年建築時の実測値)。完璧ではありませんが、決して悪い数値ではありません。 つまり、隙間風が入っているのではなく、「窓そのものの断熱・遮熱性能」をもっとこだわるべきだったと思います。
教訓・対策
おすすめは、家の窓全部ではなく「リビングのメイン窓だけ、樹脂サッシ(トリプルガラス)にできませんか?」と担当者に相談して見積もりを取ることです。
- 【窓だけグレードアップ】
セキスイハイムでは、アルミ樹脂複合サッシペアガラス(標準仕様)か、樹脂サッシトリプルガラス(オプション)から選ぶこととなると思います。おすすめは「全部を樹脂サッシトリプルガラス仕様」にすることではなく、「大きい窓だけ性能を上げる」やり方です。
家中の窓をグレードアップすると数十万円かかりますが、「一番大きな窓1箇所だけ」なら、比較的少額で済むケースが多いです。我が家のように南側でも「小窓」は標準仕様でも問題ありません。
熱の出入りが一番激しい大開口だけをピンポイントで補強する。これが最もコスパ良く「寒さ」を防ぐ現実的な防衛策です。
▼C値の実測データやコンセントの隙間風についてはこちら

まとめ:設備は変えられるが「構造・寸法」は変えられない
ランキングを振り返ると、後悔しているポイントには共通点があります。
- 掃除がしにくい構造(トイレ・隙間)は毎日のストレス
- 後から交換しにくいインフラ(窓・配線)はケチるな
セキスイハイムという素敵な家を手に入れたら、ホコリのない綺麗な家を維持したいですよね。そのため、掃除のしにくい隙間や、設備面(我が家の場合は、トイレ)のメンテのしやすさは住み心地にすごく影響します。
また、「窓」の交換や、「空配管」など壁を壊したりする必要があり、費用も高額になることから、後から交換や変更がしにくいインフラ系はケチったり、確認をおろそかにしない方が良いと思います。
【保存版】もし私がもう一度建てるなら、ここをチェックする!
- 掃除のしやすさ トイレ・洗面・キッチンに「手が届かない隙間」や「床に固定されて拭きにくい部分」はないか?
- 後から変えにくい場所 窓(トリプルガラス等)・壁内配線(空配管)・スイッチ(人感センサー)をコストダウン対象にしていないか?
- 寸法と規格 家具・収納を置く予定の場所は「30/45/60cm」などの既製品規格に寄せたか?中途半端な空白を放置していないか?
- 担当者に最終確認 「ここは入居後に変更できますか?」と聞いて、「変更できない」と言われた所から優先してお金を残す。
……と、怖い話ばかりしてしまいましたが、これらの失敗を回避できれば、セキスイハイムは本当に快適で最高の家になります。
後悔したリストを提示して脅してしまいましたが、逆に言えば「ここさえクリアすれば、ハイムは最高の家になる」ということです。ぜひ担当の営業さんにこの画面を見せて、「ここは大丈夫ですか?」と聞いてみてください。
次回は、「採用して良かった設備・仕様 トップ5」を書こうと思います!
引き続きよろしくお願いします。







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