こんにちは!vanbiです。
セキスイハイムで家づくりを検討していると、間取りや設備には時間をかけるのに、意外と見落としがちなのが「入居後に毎年かかる固定費」です。
「固定資産税って、毎年いくら払うの?」
ネットで調べると「目安は○万円〜○万円です」という相場感を紹介する記事は多いのですが、ハウスメーカー名や構造、延床面積まで明かしたうえで実額を公開している例は正直かなり少ないです。
そこで今回、2022年にセキスイハイム(スマートパワーステーションFR GREENMODEL)を建てた我が家の固定資産税について、1年目〜3年目の実額を公開します。4年目は納税通知書が届き次第、この記事に追記します。
さらに、今は「新築軽減」で安くなっていますが、6年目に軽減が終わると建物分の負担が大きく増えます。我が家では年間7万円台の増額を見込んでおり、その試算も公開します。
これから家を建てる方が、固定資産税・都市計画税まで含めた住居費をリアルにイメージできるよう、実額ベースでお伝えします。
結論(先に知りたい人向け)
年間 154,500円(月額 約12,900円)※固定資産税+都市計画税の合計
ただし、これは「新築軽減」が適用されている金額です。我が家は長期優良住宅のため5年間の軽減が受けられますが、6年目以降は年間 約23万円(月額 約19,200円)に跳ね上がる見込みです。
この金額を「高い」と感じるか「想定内」と感じるかは、建物のスペックや立地によって変わります。以下で詳しく解説します。
我が家のスペック(比較の前提条件)
固定資産税は建物の構造・広さ・立地によって大きく変わります。「自分の家だといくらになりそうか」の参考材料として、まず我が家のスペックを共有します。
| ハウスメーカー | セキスイハイム(スマートパワーステーションFR GREENMODEL) |
| 構造 | 軽量鉄骨造・2階建て |
| 延床面積 | 約120㎡(約36坪) |
| 敷地面積 | 約154㎡ |
| 長期優良住宅 | 認定あり(固定資産税の軽減5年間) |
| 太陽光発電 | 9.72kW(屋根一体型) |
| 蓄電池 | 12kWh |
| 入居年 | 2022年 |
なお、固定資産税は建物の仕様だけでなく、土地の評価額や自治体の税率によっても変わります。同じセキスイハイムで建てても、地域や敷地条件が違えば税額は一致しません。この記事は「36坪・軽量鉄骨・長期優良住宅・市街化区域」の一例として、参考にしてください。
【実額公開】1年目〜3年目の固定資産税・都市計画税
では、本題です。我が家に届いた納税通知書をもとに、1年目〜3年目の固定資産税・都市計画税を公開します。なお、我が家の自治体では市街化区域内のため、固定資産税に加えて都市計画税も課税されています。この記事では両方を合わせた「年間の支払い総額」で話を進めます。


年間の支払い総額
| 年度 | 土地 | 建物(軽減後) | 年間合計 | 月額換算 |
|---|---|---|---|---|
| 1年目 | 46,700円 | 107,800円 | 154,500円 | 約12,900円 |
| 2年目 | 46,700円 | 107,800円 | 154,500円 | 約12,900円 |
| 3年目 | 46,700円 | 107,800円 | 154,500円 | 約12,900円 |
ご覧のとおり、3年間ずっと同額でした。税額の内訳を見ると、建物が全体の約7割を占めています。大手ハウスメーカーの鉄骨造は建物の評価額が高くなりやすいため、この比率は一般的な傾向だと思います。
内訳の詳細(固定資産税と都市計画税)
もう少し深掘りして、固定資産税と都市計画税の内訳も公開します。新築軽減が「どこに効いているか」を理解する上で重要なポイントです。
| 項目 | 税額 | 備考 |
|---|---|---|
| 土地:固定資産税 | 32,760円 | 住宅用地の特例適用 |
| 土地:都市計画税 | 14,043円 | 住宅用地の特例適用 |
| 土地 合計 | 46,700円 | 納税通知書ベース |
| 建物:固定資産税 | 151,074円 | 新築軽減適用前 |
| 建物:固定資産税の軽減税額 | 75,541円 | 長期優良住宅の新築軽減 |
| 建物:都市計画税 | 32,373円 | 都市計画税は軽減対象外 |
| 建物 合計 | 107,800円 | 納税通知書ベース |
| 年間合計 | 154,500円 | 月額 約12,900円 |
※内訳は通知書記載の算出税額をそのまま1円単位で転記しています。合計額は通知書の納付額(固定資産税・都市計画税それぞれ100円未満切捨後の合算)をベースにしているため、内訳の単純合算とは一致しません。
注目してほしいのは、新築軽減は「建物の固定資産税」にだけ効いているという点です。都市計画税には軽減がありません。そのため、建物の固定資産税が本来の約151,000円から約75,000円差し引かれて半額近くになっている一方、都市計画税の約32,000円はそのまま課税されています。
つまり、年間 約75,000円の軽減を受けていることになります。この軽減がなくなる6年目以降のインパクトについては、後ほど詳しく解説します。
【追記予定】4年目の固定資産税・都市計画税(届き次第更新します)
4年目(令和8年度)の納税通知書が届き次第、このセクションを更新します。
注目ポイントは、「3年間と同額のままか、評価替えで変動があるか」です。固定資産税の評価額は3年ごとに見直される仕組みのため、4年目は前回の評価替え(令和6年度)の据え置き期間にあたり、大きな変動はない見込みです。届いたら実際の金額で検証します。
なぜ3年間ずっと同額なのか?(固定資産税の仕組み)
「3年間ずっと同じって、建物は古くなるのに下がらないの?」と疑問に思った方もいるかもしれません。これには固定資産税の仕組みが関係しています。
評価替えは「3年に1回」
固定資産税の評価額は、毎年変わるわけではありません。3年に1回の「評価替え」のタイミングで見直され、その間は原則として同じ評価額が据え置かれます。
直近の評価替えは令和6年度(2024年度)で、次回は令和9年度(2027年度)です。我が家の1〜3年目が結果的にすべて同額だったのは、この据え置きの仕組みが大きく影響していると考えられます。ただし、土地は評価替えの年でなくても、課税標準額の調整などで税額が動くことがあるため、必ず同額になるとは限りません。
建物は経年で評価額が「下がる」
建物の評価額は、築年数が経つにつれて少しずつ下がっていきます(経年減点補正率)。ただし、鉄骨造は木造に比べて法定耐用年数が長いため、評価額の下がり方は緩やかです。
言い換えれば、「長く住める分、長く税金を払う」という構造です。木造の方が評価額は早く下がりますが、それは建物の価値が早く下がるということでもあります。
土地は「地価」に連動する
一方、土地の評価額は築年数ではなく地価に連動します。地価が上がれば土地の税額も上がる可能性があり、下がれば下がります。我が家の場合、3年間は据え置きでしたが、今後の評価替えで変わる可能性はあります。
長期優良住宅の「新築軽減」とは?5年間の恩恵と、6年目の現実
ここが最も重要なパートです。「今は安い」けど「いつか跳ね上がる」、そのタイミングを正確に把握しておくことが家計防衛の第一歩です。
軽減の仕組み
新築住宅は、建物部分の固定資産税が一定期間 1/2に軽減されます。軽減期間は住宅の種類によって異なります。
| 住宅の種類 | 軽減期間 |
|---|---|
| 一般の戸建て住宅 | 3年間 |
| 長期優良住宅の戸建て | 5年間 |
| 一般のマンション (3階建以上の耐火構造) | 5年間 |
| 長期優良住宅のマンション | 7年間 |
我が家は長期優良住宅の戸建てなので、5年間の軽減を受けています。「長期優良住宅にして良かった」と思えるポイントの一つです。
5年間で約37.5万円の恩恵
我が家の場合、新築軽減による減額は年間 約75,000円です。5年間で計算すると、約37.5万円の恩恵を受けることになります。
この差は大きいです。もし長期優良住宅ではなく一般住宅だった場合、軽減期間は3年間で終了するため、恩恵は約22.5万円。長期優良住宅にしたことで約15万円の差が生まれています。
【試算】6年目に新築軽減が終わると、いくら増えるのか
ここからが本当に伝えたいことです。
我が家の場合、6年目(令和10年度)に新築軽減が終了します。建物の評価額が多少下がることを考慮しても、税額はざっくり以下のようになる見込みです。
| 項目 | 現在(軽減あり) | 6年目〜(軽減終了後の予測) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 土地 | 46,700円 | 約46,700円 | ±0円 |
| 建物 | 107,800円 | 約183,000円 | +約75,000円 |
| 年間合計 | 154,500円 | 約230,000円 | +約75,000円 |
| 月額換算 | 約12,900円 | 約19,200円 | +約6,300円 |
月額で約6,300円、年間で約75,000円の負担増です。住宅ローンの返済額は変わらないのに、固定費だけが年間7.5万円増える。このインパクトを事前に把握しておかないと、家計が苦しくなるタイミングに驚くことになります。
※6年目の予測値は、建物の経年による評価額の下落を加味していない概算です。実際には評価替えで多少下がる可能性がありますが、「軽減終了の衝撃」のほうが圧倒的に大きいため、年間23万円前後は覚悟しておくのが安全です。
月6,300円の負担増に、今からどう備えるか?
固定資産税は6年目以降に年間7万円台の増額が見込まれます。住宅ローンの返済額だけでなく、保険料・通信費・教育費まで含めて「この増額を家計全体で吸収できるか」を今のうちに点検しておくと安心です。
自分だけで整理するのが難しい場合は、マネーキャリアのようなFP相談サービスを活用してみるのも一つの手だと思います。
セキスイハイム(鉄骨造)の固定資産税は「高い」のか?
正直に言います。大手ハウスメーカーの鉄骨造は、固定資産税が高めになりやすいです。
理由はシンプルで、固定資産税の評価額は「再建築価格方式」で計算されるため、使用している建材や設備のグレードが高いほど、評価額が上がります。セキスイハイムのような大手ハウスメーカーの鉄骨造は、構造躯体・設備ともにグレードが高いため、ローコスト住宅や木造住宅と比較すると、どうしても高くなりがちです。
では、それは「損」なのか? 私はそうは思いません。
固定資産税が高めになるということは、少なくとも構造や設備が評価額に反映されやすい住宅であるとは言えます。ただし、税額が高いこと自体が「得」というわけではないので、住み心地や光熱費、耐久性まで含めた「トータルの住居費」で判断することが大切です。
年間15.4万円(軽減後)、月額 約12,900円。この金額は、セキスイハイムの快適エアリーで一年中快適に暮らし、太陽光で光熱費をほぼ相殺できている我が家にとっては、「住環境への対価として納得できる金額」だと感じています。ただし、6年目以降の年間 約23万円への増額は、事前に家計に組み込んでおく必要があります。
太陽光発電で固定資産税は相殺できるか?
「固定資産税が年15万円もかかるのか…」と感じた方に、一つだけ補足しておきます。
我が家はGREENMODELの太陽光発電+蓄電池のおかげで、直近1年間(2024年4月〜2025年3月)の電気代収支はプラス(約+15,700円の黒字)でした。太陽光なしのオール電化だった場合、電気代は年間 約26万円かかる計算なので、固定資産税と合わせると年間40万円超の固定費になっていたところです。
太陽光で固定資産税を「帳消し」にはできませんが、光熱費を大幅に圧縮することで、住居費全体のバランスは取れていると感じています。太陽光発電の年間収支については以下の記事で月別データまで公開しています。

まとめ:これからセキスイハイムで建てる人へ
最後に、これからセキスイハイム(または大手ハウスメーカー)で建てる方に向けて、固定資産税で後悔しないためのポイントをまとめます。
固定資産税は住宅ローンとは別に、毎年必ずかかる固定費です。我が家の場合、月額 約12,900円(軽減中)。住宅ローンの返済額にこれを足した金額が、本当の「住居費」です。
一般住宅は3年、長期優良住宅は5年で軽減が終わります。終了すると建物の固定資産税が大きく増えるため、そのタイミングに合わせた家計の準備が必要です。長期優良住宅にできるなら、それだけで約15万円の差が出ます。
固定資産税だけを比較すれば、木造の方が安くなります。ただし、鉄骨造の耐久性・耐震性、そしてセキスイハイムの快適エアリーや太陽光発電による光熱費削減まで含めて「トータルの住居費」で比較することが大切です。
固定資産税は「家を持つ限り永遠にかかるコスト」です。しかし、事前に金額を把握し、家計に組み込んでおけば、怖いものではありません。
この記事の実額データが、あなたの家づくりの判断材料になれば幸いです。
4年目の通知書が届き次第、この記事は更新します。長期優良住宅の5年間の軽減期間中に変動があるのか・ないのか、引き続きリアルタイムで記録していきます。
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