【WEB内覧会】セキスイハイムのトイレで大後悔…掃除が地獄だった「魔の隙間」と唯一の正解

【WEB内覧会】セキスイハイムのトイレで大後悔…掃除が地獄だった「魔の隙間」と唯一の正解

こんにちは!40代・子育てサラリーマンのvanbiです。

注文住宅のトイレ、ただの「用を足す場所」だと思っていませんか?
実は、間取りや仕様の決定で「生活感」と「後悔」が出やすい場所でもあります。

今回は、2022年にセキスイハイム(スマートパワーステーションFR)を建てた我が家のトイレを、WEB内覧会として全公開します。

我が家のトイレ戦略は明確です。

  • 1階: 来客も意識した「こだわり空間」(奥行き180cm)
  • 2階: 家族専用の「標準仕様」(コストカット)

このように明確にメリハリをつけたのですが……住んでみて初めて気づいた、掃除面での「ニオイと汚れが取れない」痛恨のミスがありました。

これから仕様を決めるあなたが同じ失敗をしないよう、我が家の仕様とリアルな後悔ポイントを包み隠さずお話しします。

目次

【一覧比較】1階と2階の「メリハリ」戦略

まずは、我が家のトイレ構成をご覧ください。

項目 1階(こだわり・来客用) 2階(標準・家族用)
広さ 広い(奥行180cm) 標準(奥行135cm)
便器 TOTO 標準(陶器) TOTO 標準(陶器)
壁紙 サンゲツ RE55901 標準(リーゾボルゾー)
照明 施主支給(オーデリック) 標準(ダウンライト)
手洗い 外付け(玄関兼用) なし(洗面台利用)
標準(大理石調ホワイト) 標準(セラグレー)
我が家の戦略

1階はお金をかけて「見せるトイレ」に、2階は極限まで削って「機能重視」に。
このコストバランスが、総額を抑えつつ満足度を上げる最大のコツです。

セキスイハイム1階トイレの実例。奥行き180cmの空間にサンゲツのアクセントクロス(RE55901)とオーデリック照明を施主支給したこだわり仕様。
【1階】こだわりの来客用。照明とクロスで雰囲気を出しつつ、タンクはキャビネットで隠れているため、スッキリしています。
セキスイハイム2階トイレの標準仕様。TOTOのタンク付きトイレと標準クロスを採用しコストダウンした家族用トイレ。
【2階】標準仕様の家族用。機能は十分ですが、並べてみるとやはりいたって「普通」ですね(笑)。

最大の後悔!便器と床の「魔の隙間」問題

この記事で一番お伝えしたいのが、掃除面での失敗です。
正直、ここだけはお金をかけてでもセキスイハイムの標準外仕様を採用すべきでした……。

子供のお漏らしが「隙間」に入り込む悲劇

我が家はセキスイハイム標準仕様の「床置きタイプ」のトイレを採用しました。しかし、小さな子供(特に男の子)がいると、どうしても避けられないのが「お漏らし(垂れ)」問題です。

便器をつたって落ちた汚れが、「便器と床の接地面(隙間)」に入り込んでしまうのです。

  • 隙間に入ると拭き取れない
  • 時間が経つとニオイの原因になる
  • 床に這いつくばって掃除するのが大変

妻からも「ここが一番掃除しにくい!」と不満が出ており、日々のプチストレスになっています。

これにすれば良かった!「フロートタイプ」という選択

今から家を建てるなら、セキスイハイムの標準仕様外だったとしても、使用頻度の高い1階トイレは絶対に「フロートタイプ(浮いているトイレ)」を検討します。

TOTOの「レストパルF」のように便器が床から浮いているタイプなら、下の隙間をクイックルワイパーで「サッ」と拭くだけで掃除が完了します。数万円〜十数万円の差額は出ますが、「毎日の掃除の手間」と「清潔感」を天秤にかければ、決して高くない投資だったのでは、と後悔しています。

もちろん、配管の制約やコスト増といった注意点はあります。それでも我が家の場合は、それを踏まえた上でも採用すべきだったと感じています。

1階トイレの「3つのこだわり」と成功ポイント

失敗もありましたが、1階は理想通りの空間になりました。奥行き180cmの広さを活かしたこだわりを紹介します。

1. 10年後を見据えて「TOTO標準(陶器)」を選択

最近は樹脂製のアラウーノも人気ですが、我が家はあえてセキスイハイム標準のシステムトイレ(TOTOの陶器製)を選びました。

セキスイハイム標準仕様のTOTOトイレ。タンクありだがキャビネット収納で隠れておりスッキリした見た目。
標準仕様のTOTOトイレ(陶器製)。タンクは背面キャビネットに隠れるので、見た目はタンクレストイレ風でスタイリッシュです。

理由は、「陶器の圧倒的な耐久性」です。
アラウーノは、いくら有機ガラス系新素材を使っていても、表面に傷がつくと汚れが残りやすく、経年劣化も心配です。毎日掃除をするからこそ、傷に強く、輝きが続くTOTOの陶器製は最高の安心感があります。

2. 「手洗いを外に出す」のが子育て世帯の正解

トイレ内の小さな手洗いをやめ、玄関ホールに外付けしました。これが大正解!

  • 掃除が楽: トイレの狭い手洗い場は、水はねなどで汚れがちです。
  • 兼用でコストダウン: 玄関の「ただいま手洗い」と兼ねることで、無駄な設備を削減。
トイレを出てすぐの玄関ホールに設置した手洗い器。トイレ手洗いと兼用することで使い勝手と掃除のしやすさを考えて設置しました。
トイレ内に手洗いは設けず、すぐ外の「玄関手洗い」と兼用に。使い勝手も良く、狭いトイレ内で水が跳ねるのを防げます。

3. 施主支給で「ホテルライク」を実現

一番の満足ポイントは、施主支給した照明とペーパーホルダーです。

照明:オーデリック「アクア(AQUA)」

施主支給したオーデリックのペンダントライト「アクア」。水面のような光の模様が壁紙(サンゲツRE55901)に映っている。
施主支給したオーデリックの「アクア」。点灯すると、水面のような揺らめきが壁一面に広がります。

標準のダウンライトではなく、ペンダントライトを採用。水面の揺らめきのような光が、漆喰調の壁紙(RE55901)に反射し、夜は本当に美しい陰影を作ってくれます。

ペーパーホルダー:木目調2連

楽天で購入し施主支給した木目調の2連トイレットペーパーホルダー。アイアンブラックのフレームがおしゃれ。
楽天で数千円で購入した木目調ホルダー。標準仕様から変えるだけで、一気に空間が高見えします。

標準(銀色の金属)仕様は味気なかったので、楽天で購入して施主支給しました。数千円でこの雰囲気が作れるなら、非常にコスパの良い投資だと思います。

まとめ:トイレは「掃除のしやすさ」で選ぼう

  • 男の子がいるなら「隙間」問題は深刻。フロートタイプが最強。
  • 10年後の美しさを選ぶならTOTOの陶器製。
  • 照明と小物の施主支給で、標準仕様でもカッコよくできる

毎日何度も使うトイレだからこそ、小さなこだわりが数年後の満足度(と掃除の楽さ)に直結します。我が家の失敗が、あなたの家づくりの参考になれば嬉しいです!

「うちはこんな対策をしたよ!」「フロートタイプにして良かった!」などあれば、ぜひコメントで教えてくださいね!

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この記事を書いた人

関西在住、40代のサラリーマン。妻と息子の3人家族。
「知恵と工夫で生活の質(QOL)を最大化する」をテーマに、セキスイハイムで建てた注文住宅、こだわり抜いたガジェット、資産形成の実体験を記録中。

私の成功談(と、痛い失敗談)が、同じように「賢く、豊かに暮らしたい」と願うあなたのヒントになれば幸いです。

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