こんにちは!vanbiです。
家を建てて3年が経ち、知人などから「ハウスメーカーをどう決めたんですか?」と聞かれることが増えました。3年住んだ今だから書ける本音をまとめておきます。
結論から言うと、家選びは「土地」でほぼ決まりました。ハウスメーカーのカタログを比べたり、坪単価を計算したりした記憶はあまりありません。実は、私は積水ハウスに憧れていました。でも、良い土地を見つけたタイミングで、積水ハウスは予算的に選べませんでした。
代わりに選んだのが、セキスイハイム GREENMODELです。
なお、この記事で言う「土地ありき」とは、最初からセキスイハイムに決めていたという意味ではありません。我が家の希望条件に合う土地を紹介してくれたのがセキスイハイムで、その土地を選んだ結果、ハウスメーカーもセキスイハイムに決まった、という流れです。
結論:我が家がセキスイハイムを選んだ最大の理由は「土地と予算」
家を建てる前は「ハウスメーカーをどう選ぶか」で悩むと思っていました。でも実際に動いてみると、「自分の予算と希望条件に合う土地を持っているハウスメーカーを選ぶ」というのが現実でした。我が家の場合、条件に合う土地を紹介できたのがセキスイハイムだった、というのが選んだ理由のほぼすべてです。
家づくりのスタートは、ハウスメーカー探しから始まると思っていました。展示場を回って、カタログをもらって、坪単価を比べて、契約する。そういう順番だと思っていたのです。
でも、実際に展示場を回り始めて気づきました。「自分の家を建てるための土地」を持っていないと、ハウスメーカーの話は前に進まないのです。特に建築条件付き土地やハウスメーカーの分譲地の場合、その土地を選ぶと建てられる会社が実質的に決まることがあります。我が家もまさにそのパターンで、土地選びとハウスメーカー選びがほぼ一体になりました。
結果として、家選びは「土地探し」とほぼ同じ作業になりました。
我が家が土地に求めた4つの条件
土地探しを始めるにあたり、我が家がエリアに求めていたのは「職場へ通勤しやすく、家族の生活環境としても気に入っていること」でした。具体的なエリア名は伏せますが、関西圏の中で複数の沿線・複数の駅を候補にして探していました。
その上で、土地そのものに求めていた条件は、ざっくり以下の4つです。
郊外でも、駅から離れすぎると将来の資産価値が落ちると判断しました。
狭すぎず、広すぎず。固定資産税と建物バランスを考えるとこの程度が現実的でした。
ドラッグストア、スーパー、当時はカフェ(今はなくなりました…😭)など、生活インフラが歩いていける範囲にあること。
土地と建物の合計が、世帯収入で無理なく組めるローンの範囲に収まること。
子育て中の方が気にする学区についても確認はしましたが、我が家では駅距離・土地面積・周辺施設・総額予算の方を優先しました。理由は、立地や土地の広さは後から変えられない一方で、学校環境は実際に住んでみないと分からない部分も大きいと感じたためです。
結果的には学区にも恵まれ、子育てしやすいエリアだったので、これは想定外の安心材料になりました。「立地条件を満たすエリアは、結果的に学区も悪くないことが多い」というのが、3年住んだ今の実感です。
積水ハウスに憧れたが、予算で選べなかった理由
土地探しを続ける中で出会ったのが、あるエリアにあった積水ハウスの大型分譲地です。コモンステージと呼ばれる、80区画以上ある大規模な街区でした。
立地は申し分なく、街並みも整備されていて、「ここなら家族で長く暮らせる」と思える場所でした。正直、契約まで一気に進みたい衝動に駆られました。
問題は、価格でした。
正式な見積もりまでは取っていないので正確な総額は分かりません。ただ、当時見た土地価格や周辺相場から考えると、土地だけで6,000万円を超え、建物まで含めると1億円近くになる金額感でした。我が家の予算では「少し頑張れば届く」というレベルではなく、現実的な選択肢には入りませんでした。
同じエリア内で、もう少し予算に近い土地もあるにはありました。ただ、駅から急勾配の坂を長く登った先のエリアでしか、我が家の予算では手が届かないというのが現実でした。日々の通勤や買い物、子どもの送り迎え、将来年を取った時のことまで考えると、急勾配の坂の上を選ぶのは現実的ではないと判断しました。立地が良いエリアは、坂や駅距離で価格を調整しているケースが多く、「価格と立地条件のバランスを両立できる土地は、実は数が少ない」と気づかされた出来事でした。
積水ハウスのコモンステージ系分譲地は、エリアや駅距離、土地面積によって価格帯が大きく変わります。上記はあくまで、当時我が家が検討したエリア・条件における体感ベースの金額感です。正式見積もりを取ったわけではないため、参考程度に受け取ってください。
積水ハウスへの憧れは、今もあります。タイル外壁の質感、邸別自由設計の幅広さ。どれも魅力的です。今でも、駅前で積水ハウスのチラシを見ると、つい立ち止まってしまいます。
それでも、「憧れ」と「現実に組めるローン」は別物でした。我が家の条件では、選べなかった。それだけのシンプルな話です。
ここで一つ、家選びで学んだことがあります。ハウスメーカーは「予算の壁」を越えられないということ。営業さんがどれだけ良い人でも、設計士さんがどれだけ素敵な提案をしてくれても、毎月のローンを払うのは自分です。気持ちで突破できる金額には、限界があります。
他のハウスメーカーも回ったが、希望エリアで土地が出なかった
積水ハウス以外にも、いくつかのハウスメーカーの展示場には足を運びました。性能やデザインで気になるメーカーは複数ありましたし、知人が建てた家のメーカーが気になって話を聞きに行ったケースもあります。
ただ、共通していたのは、どのメーカーも我が家の希望エリアで条件に合う土地を紹介できなかったことです。そもそも保有している土地情報の数が少なかったり、エリアが少しずれていたり、紹介された土地が予算オーバーだったりと、理由はメーカーごとに異なりました。
ここで気づいたのは、ハウスメーカーが扱える土地のパイプラインは、メーカーごとに大きく違うということでした。同じ関西圏でも、メーカーによって得意なエリアや扱いやすい土地条件は異なります。どんなに気に入ったメーカーでも、希望エリアで土地が出てこなければ前に進みません。
結果的に、我が家の条件にハマる土地を紹介してくれたのは、セキスイハイムだけでした。家選びは、メーカーの性能比較ではなく、土地のパイプライン勝負だったのだと、振り返って思います。
セキスイハイムから「条件に合う土地」の連絡が来た
積水ハウスを諦め、土地探しに行き詰まっていた頃、セキスイハイムから一本の連絡が来ました。
「条件に合う土地がありますよ」
それが、現在住んでいる土地でした。
正直に言うと、最初から「セキスイハイムで建てたい」と思っていたわけではありません。展示場で見た第一印象は、角ばった外観で、デザイン面では積水ハウスの方が好みでした。それまでセキスイハイムは候補にすら入れていませんでした。
それでも話を聞くことにしたのは、土地条件があまりにも良かったからです。この時点で、私の家選びは「好きなハウスメーカーを選ぶ」から「この土地で納得できる家を建てられるか」に変わりました。
ここからは、振り返ってみるとかなりスムーズに進みました。
我が家が家選びで重視した優先順位
3年住んだ今、振り返って整理すると、我が家の家選びで効いた優先順位は以下のとおりでした。
| 優先 | 重視したこと | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | 土地・立地 | 駅距離や周辺環境は後から変えられないため |
| 2 | 総額予算 | ローン負担を無理したくなかったため |
| 3 | 太陽光・蓄電池の経済合理性 | 長期の光熱費削減に期待できたため |
| 4 | 企業姿勢・技術 | 合理的で、最先端技術に積極的なメーカー姿勢に共感したため |
| 5 | 外観デザイン | 好みでは積水ハウス寄りだったが、最優先ではなかった |
この順位で考えていたので、最終的に「土地が条件に合っていて、太陽光・蓄電池の経済合理性が高く、合理的で最先端技術に積極的」なセキスイハイム GREENMODELが残った、という流れです。
外観デザインの優先順位は5番目でした。家のデザインへの最初の違和感は、3年住んでいる今、ほぼ気にならなくなっています。生活が始まると、外観より中の使い勝手のほうが日々の満足度に直結します。
セキスイハイムに決めた4つの理由
土地が決まり、セキスイハイムの話を聞き始めてから、契約に至るまでの判断ポイントは以下の4つでした。
駅徒歩圏、面積も希望どおり、近隣施設も揃っていて、価格も予算内。長く探していたので、見た瞬間「ここにしよう」と思いました。
セキスイハイムは、もともと理系の発想でできたハウスメーカーだと感じました。鉄骨ユニット工法による工場生産という品質管理の考え方、太陽光・蓄電池などの最先端技術をいち早く標準化していく姿勢。「合理的で、技術で攻めるメーカー」という印象が、私の価値観と合いました。デザインの好みは慣れる、技術と思想は一生ものだ、と頭が切り替わりました。
GREENMODELの目玉である太陽光9.7kW+蓄電池12kWhの提案を聞いて、「これは長期で見れば経済的にもプラスになる」と判断できました。最先端技術への共感と、長期の経済合理性、両方が噛み合ったのが大きな決め手です。
土地と家を合わせて、当時の予算で組める金額に収まりました。憧れた積水ハウスとは別の方向性でしたが、納得して契約できました。
正直に書くと、「家のデザインで選んだ」のではなく、「土地と経済合理性で選んだ」というのが本音です。
3年住んで、この選択は正解だったか
3年住んでみて、土地優先で選んだ判断は概ね正しかったと感じています。具体的に振り返ると、以下のような実感があります。

①太陽光と蓄電池は、投資として元が取れている
GREENMODELの目玉である太陽光9.7kWと蓄電池12kWhは、3年経って実測ベースで投資回収が進んでいることを確認できました。詳しくは下記記事に数字をまとめています。



②固定資産税は、長期優良住宅の軽減で抑えられている
家を建てる前は固定資産税の知識が薄かったのですが、長期優良住宅の軽減措置で当初の負担は思ったより重くありませんでした。

③設備の満足度は、おおむね高い。ただし後悔ポイントもある
採用した設備の多くは満足していますが、3年住んでみて「こうすれば良かった」と思う部分も明確になりました。良い面も悪い面も、別記事に正直に書いています。


④外壁は、3年経っても劣化が見えない
タイル外壁は、3年経った今も新築時とほぼ同じ状態です。これは事前の期待を上回りました。

「他のハウスメーカーで建てていたら、もっと満足だっただろうか?」と聞かれることがあります。私の答えは、「土地が良かったので、そこまで悩まない」です。家は最終的に、立地と日々の使い勝手で評価が決まると、3年経って実感しています。
土地ありきでハウスメーカーを決めるメリット・デメリット
3年住んだ今だから言える、土地ありきで家を選ぶことの良い面と悪い面を整理します。家づくりはどちらの選び方が正解という話ではなく、自分の優先順位がどちらに寄っているかで判断するべきだと思います。
土地ありきで家を選ぶメリット
- 最初からハウスメーカーを固定しなければ、土地の選択肢が広がる:「絶対にこのメーカーで建てる」と決め打ちしすぎると、そのメーカーで建てられる土地に選択肢が限られます。我が家は最初からメーカーを固定しなかったことで、結果的に条件に合う土地に出会えました。
- 土地探しのスピードが上がる:「このハウスメーカーで建てられる土地」というフィルターがかからないため、出会いのチャンスが増えます。
- 総額予算を現実的に見やすい:土地価格を起点に逆算するので、建物予算の調整もしやすいです。
- 住んだ後の満足度が立地に支えられやすい:家のデザインや設備は慣れますが、立地の良し悪しは毎日の生活に効いてきます。
土地ありきで家を選ぶデメリット
- ハウスメーカーの選択肢が狭まる:土地を紹介してくれたメーカー以外で建てるのは、現実的に難しい場合が多いです。
- 本命メーカーを諦める可能性がある:我が家の積水ハウスのように、憧れのメーカーが予算的に届かないこともあります。
- 建物仕様の自由度で妥協が出る:土地に予算の比重が寄ると、建物の仕様で削るところが出てきます。
- 「本当にこのメーカーで良かったのか」と一度は考える:契約前後に、必ず一度は迷うと思います。
我が家は前者のメリットを重視するタイプだったので、土地ありきの選び方で正解でした。家づくりは、本人の優先順位に正直になることが一番大事だと思います。
まとめ
我が家がセキスイハイムを選んだのは、デザインでもブランドでもなく、「条件に合う土地を紹介できたのがセキスイハイムだったから」です。憧れていた積水ハウスは、土地はあったが価格で選べませんでした。3年住んだ今、土地と経済合理性で選んだ判断は正しかったと感じています。
家を建てる前は、ハウスメーカー比較が家選びの中心だと思っていました。でも、実際に動いてみると、家選びは土地探しとほぼ同じ作業でした。
これから家を建てる方は、まず「自分にとって譲れない立地条件」を明確にすることから始めるのをおすすめします。そこが決まれば、紹介できるハウスメーカーは自然と絞られます。
我が家の3年間のリアルは、別記事にも詳しく書いています。家選びの判断材料に役立てていただければ幸いです。








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