【JCBザ・クラス解約祭り】私がブラックカードを手放した「3つの決定的な理由」と、その後のクレカ布陣

こんにちは、vanbiです。

このページに来たということは、あなたも今まさに
「JCBザ・クラス、更新するべきか？ 解約するべきか？」
と迷っているのではないでしょうか。

SNSでも定期的に話題になる 「JCBザ・クラス解約祭り」。
実は私もその流れに乗り、長年保有したブラックカードをついに手放しました。

結論から言うと──
もっと早く解約するべきだった と感じるほど、気持ちが軽くなりました。

この記事では、私が解約を決意した「3つの決定的な理由」と、その後に選んだ “実利重視のカード構成” をすべて公開します。

理由①：最大のアイデンティティ「クラブ33」が消えた

解約の最大理由は、やはりこれです。
かつてJCBザ・クラス最大の価値は、ディズニー「クラブ33」に招待される唯一のカードだったこと。

多くの人が憧れ、修行し、取得を目指した理由は、コンシェルジュでも還元率でもなく、この“一点特化の特典”でした。

しかし──
その扉はすでに閉ざされました。

残された主な特典は、年1回届く「メンバーズセレクション（メンセレ）」のみ。

正直、メンセレで限られた商品から選ぶよりも「Amazonで自分で買った方が満足度高い」と感じてしまい、特別感は完全に薄れました。クラブ33という魔法を失った現在、JCBザ・クラスが持つべき“存在理由”は大きく揺らいでいます。

理由②：300万円使っても還元率1％という現実

数字を冷静に見てみましょう。
JCBザ・クラスは2024年以降のポイント改定を経ても、還元率は「0.5〜1.0％」が基本。

最上ランクの「ロイヤルαPLUS」を達成するためには、年間300万円以上の決済が必要。
それだけ使っても還元率は わずか1％ です。（※交換先によっては実質1%を切ります）

【2026年からの「J-POINT」導入について】

JCBは2026年、「Oki Dokiポイント → J-POINT（1pt＝1円）」へ統一する方針を発表しています。

一見わかりやすくなるように見えますが、還元率そのもの（0.5〜1.0％）は変わらない見通しです。
つまり名称が変わっても、“JCBはポイントが貯まりにくい”という根本は変わらない ということです。

さらに、
・クレカ積立対応の遅さ
・Smart Code対応の遅さ
などを見ても、JCBブランドの“周回遅れ感”が否めません。

理由③：「招待制」という見栄の賞味期限が切れた

最後は、少し恥ずかしい話です。

インビテーションが届いた時、私は本当に嬉しかった。
「選ばれた人だけが持てるブラックカード」という優越感があったのは事実です。

しかし、時代は変わりました。

メタルカード導入の“虚しさ”

2024年後半から、ザ・クラスにもメタルカードが登場しました。
ただ現実を振り返ると──

• コンビニ → QUICPay（スマホ）
• ネット → カード番号入力
• 飲食店 → タッチ決済

“金属カードを見せる場面”自体が存在しない のです。

重いだけ。誰にも見えない。自己満足のために高い年会費＋発行手数料（33,000円）を払う意味とは？
最終的に私は、「審査通過という称号が欲しかっただけ」だと気づきました。

JCBザ・クラスを捨てた私が選んだ“実利重視のカード2枚”

解約後、私は見栄のカードから、リターンのあるカードへ完全に移行しました。

Marriott Bonvoy Amex プレミアム

JCBザ・クラスが年間300万円決済しても何も変わらないのに対し、Marriott Amexは 決済額が確実に「ステータス」になるカード。

「年間500万円でプラチナエリート」という分かりやすいゴールがあります。
私も一時期は「ホテル修行はこのカードで完結する！」と思っていました。

▼【2025年 追記：結局、Marriott Amexも解約しました】
使うほどに……
・500万円決済のプレッシャー
・ホテル価格の高騰
・実利との乖離
など私とプラチナエリートとの価値観が合わず手放しました。詳細は以下の記事にまとめています。

三井住友カード プラチナプリファード

ポイント特化の最強の実用（実利）カード。

• VISAタッチ決済の快適さ
• 普段使いの高還元（実質2%以上）
• どこでも使える万能性（iDとVISAブランド）

SBI証券のクレカ積立がルール変更されても、総合力では国内最強クラスだと思っています。

まとめ：JCBザ・クラスは「惰性」で持つカードではない

長年、「いつかクラブ33が復活するかも…」「せっかくのブラックカードだから…」と迷いながら更新してきましたが──

解約した瞬間、めちゃくちゃスッキリしました。
年会費55,000円を

• 家族との食事
• 旅行
• ガジェット
• 投資

に回した方が、幸福度は確実に上がります。

もしあなたが今、“惰性”でJCBザ・クラスを持ち続けているなら、一度立ち止まって考える価値があります。この記事が、あなたの判断材料になれれば幸いです。（そして、こっそり「解約祭り」に参加しましょう…笑）