こんにちは!vanbiです。
前回の記事で、スナップ最強のGR IVから、確実性を求めてフルサイズ機「SONY α7C II」へ乗り換えた話を書きました。

カメラボディが決まった後、次に待っているのが「レンズ沼」です。
特に、子どもを撮るパパ・ママにとって、レンズ選びは死活問題。
- 綺麗に撮りたいから「F2.8通し」の大三元レンズが欲しい
- でも、700g前後の大三元レンズ(24-70 F2.8 GM II)を持って公園や旅行先で走り回るのは正直きつい
- かといって、キットレンズやF4通しでは室内が暗い
結論を先に言います。「家の中で子どもを可愛く撮りたいなら、私の用途では50mm F2.8があれば十分。むしろ50mm前後がベスト」これが、実際に使い込んでたどり着いた答えです。
この「明るさ」と「軽さ」という、本来両立しない2つの要素。それを魔法のようなバランスで解決してくれたのが、SONYの新作レンズ「FE 24-50mm F2.8 G(SEL2450G)」でした。

今回は、なぜこのレンズがα7C IIユーザー、そして子育て世帯のパパカメラマンにとって「最適解」なのか。実体験ベースでレビューします。
なぜ、あえてズーム倍率の低い「24-50mm」を選んだのか?
このレンズ、スペック表だけを見ると「ズーム範囲が狭い」ことがデメリットに見えます。ですが、子どもを日常的に撮っていると、「これこそが最大のメリットだった」と気づきました。
1. 生活感を消し去る「50mm」の切り取り力
部屋の中で子どもを撮ると、どうしても写り込むのが――
- 散らかったおもちゃ
- 干しっぱなしの洗濯物
- 脱ぎ捨てた靴下
広角レンズだと、これらが全部写り込み、一気に「生活感丸出しの写真」になります。そこで活躍するのが50mm。余計な背景をスパッと切り落とし、子どもの表情だけに集中できる画角。しかもF2.8なので、背景は自然にボケて消えてくれます。
さらに、このレンズ特有の「逆ズーム(50mmで一番短くなる)」という構造も、実は大きなメリットです。
収納状態(50mm)からカメラを構えると、ファーストカットは必然的に「50mm」になります。つまり、「まず主役(子ども)を切り取り、入りきらない時だけ背景(広角)を足す」という撮影フローが自然と身につくのです。
『とりあえず広角で』という手癖が矯正されるため、結果として失敗写真が激減しました。

「背景を片付ける」のではなく、「背景を写さない」という選択。これが、テクニック不要で実現できるのがこのレンズです。
2. 子どもとの距離感が「手の届く範囲」で完結する
室内や公園で遊ぶとき、親と子の距離はだいたい1〜2m。
70mm以上の望遠は、この距離だと画角が窮屈になりがちです。かといって、24mmだけでは寄れない。
24mmで空間を撮る。
50mmで笑顔に寄る。
この一連の流れが、レンズ交換なしで完結します。
3. 驚くほど寄れる(最短0.19m ※広角端)
子どもの手、まつ毛、テーブルフォト。「もう一歩寄りたい」が全部叶います。

スペック比較:購入前に悩んだライバルたち
購入前に比較したレンズをまとめました。
私が重視したのは「F値」と「重量」です。
| 項目 | SEL2450G | SEL2070G | SEL2860 |
|---|---|---|---|
| F値 | F2.8通し | F4通し | F4-5.6 |
| 焦点距離 | 24-50mm | 20-70mm | 28-60mm |
| 重量 | 440g | 488g | 167g |
| 室内撮り | ◎ | △ | △ |
特に悩んだのがSEL2070G(20-70mm F4)。
便利なのは間違いありません。ただ、室内の子ども撮りでは、F2.8とF4の差は決定的に大きいと思います。多少ズームを捨ててでも、「明るさとボケ」を取る判断は正解だったと断言できます。
α7C IIとの相性は?
1kgを切る「パパカメラ」最強セット
SEL2450G(440g)+ α7C II(約514g)。合計1kg未満です。
片手でカメラ、もう片方で子どもと手をつなげる。この軽さは、スペック以上の価値があります。
ストラップはPeak Design「リーシュ(アイビス)」
機材が黒一色に沈まないよう、α7C IIのオレンジのアクセントカラーにも合うアイビスをチョイス。機能美だけでなく、見た目の軽やかさも重要なポイントです。
以前は上位モデルの「スライド ライト」を使用していましたが、週末に少し撮ったり、旅行用としては少々オーバースペックでかさばるのが悩みでした。
その点、この「リーシュ」は驚くほどしなやか。 α7C II + SEL2450G という軽量セット(約950g)には、この細さと強度がまさにシンデレラフィット。かさばらず、でも不安もない。このバランス感覚が最高です。

正直なデメリットと、その割り切り方
運動会には向かない
50mmでは、運動会は足りません。ここは潔く「役割分担」。
- 日常:24-50mm F2.8 G
- イベント:タムロン 28-200mm(2026年の運動会までには購入予定)
価格は安くない
実売約16万円。ただしGレンズはリセールが非常に強い。
「合わなければ売る」という選択肢があるのは、精神的に大きいです。
まとめ:α7C IIユーザーなら「つけっぱなし」でいい
- 室内で子どもを撮るなら50mm F2.8が最適解
- 生活感を消せる画角とボケ
- α7C IIの機動力を殺さない軽さ
子どもの成長は待ってくれません。「あの時、もっとちゃんと撮っておけば…」と後悔する前に、この1本を選ぶのは、かなり合理的な判断だと思います。




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