Wahoo Kickr Bikeを購入したのでレビュー!高価だが最高のスマートバイク!

最高峰スマートバイクであるWahoo Kickr Bikeを購入しましたのでレビューします!
非常に値段が高いスマートバイクですが、外出自粛等でZwiftを楽しむ時間が増えている今、自宅トレーニングを充実させてくれる満足度の高いアイテムだと思いますので、ご購入の参考にどうぞ!

良いところ

まずは、Wahoo Kickr Bikeの良いところを紹介したいと思います。

複数人でシェアしやすい

今まで「Tacx Neo Smart + ロードバイク」を使っていたのですが、Wahoo Kickr Bikeに買い替えた最大の理由が、複数人でシェアできる点です。Wahoo Kickr Bikeは5カ所調整可能なトゥルーフィット機能があり、六角レンチなどの工具なしに、すぐ調整できます。
ダイエット目的で嫁が乗りたいということで、Wahoo Kickr Bikeが候補に上がりました。Tacx Neo Smartでも、嫁用にロードバイクを買うという手段も一応ありましたが(笑)マンションのスペースの問題もあり、また、毎回ロードバイクを載せ替える手間を考えたら、現実的ではないです。

🔽1.スタンドオーバーハイト(フレーム全体の高さ)

🔽2.サドルの高さ

🔽3.セットバック

🔽4.リーチ

🔽5.スタックの高さ(ハンドルの高さ)

🔽ついでに言うと、クランク長も変更できるので6カ所調整できますね!

スマートでカッコいい

Wahoo Kickr Bikeはスマートでカッコいいです!
無駄なパーツがなく、シンプルでコンパクトな構造をしています。ロードバイクの前輪等が無いことから、ロードバイクをセットする一般的なスマートトレーナーと比べてもコンパクトだと思います。実際、Tacx Neo Smart + ロードバイクをセットして使っていた時と比べても、部屋の圧迫感がなくなりました。

🔽Tacx Neo Smart + ロードバイク

🔽Wahoo Kickr Bike 非常にコンパクト!

全部入りである

Wahoo Kickr Bikeは、スマートトレーナーに必要な機能(スピード、パワー、ケイデンス)が全部入ってます。これ一台あれば良いというのは、すごく安心できると思います。他のスマートトレーナー上位機種と同様ではありますが、キャリブレーション不要(調整不要)でパワーが正確に計測可能です。

バーチャルシフト

ロードバイクのフィーリングに非常に重要なコンポの種類を変更できます。
選択可能なのは以下の5つです。

  • Shimano(Di2 または 機械式)
  • Shimano Di2 Synchro
  • SRAM eTAP
  • SRAM Mechanical
  • Campagnolo

また、フロントチェーンリングの枚数や歯数、リアスプロケットの枚数や歯数を好きにカスタマイズできますので、仮想的にShimano Di2 Synchroや、SRAM RED eTapを体感できます。わたしは、SRAM eTapを体感してみて、次に買うロードバイクはSRAM RED eTapにしようと心に決めました(笑)

🔽Shimano Di2とほとんど同じ操作感

🔽Campagnolo用に内側にもスイッチがあります(上部のスイッチは勾配変更に使用)

🔽シフトの位置を示すディスプレイ

悪いところ

Wahoo Kickr Bikeは大変良いスマートバイクなのですが、「ここはいまいちだなぁ」と感じる点を紹介します。

値段が高い

まず、値段が高いです(笑)
消費税込み価格 489,500円は流石に高いです💧ただ、好意的に考えれば、このWahoo Kickr Bike以上の機能があるスマートバイクは無いですから、Zwiftを楽しんでいる方で、家でロードバイクに乗る頻度が高い方は満足度は高いと思います。

高周波のノイズが発生する

Wahoo Kickr Bikeは、ベルト駆動式で約5.9kgのフライホイールを回して走行感を実現する独自の構造をしており、大変静かです。
大変静かなのですが、、、フライホイールが回転する影響か、ある特定のパワー帯(回転数)で「ヒューンヒューン」というような、高周波のノイズが発生します。
以前使用していたTacx Neo Smartは、どちらかというと「シャカシャカ」というノイズ(実際にリアスプロケットがある影響だと思いますが)でしたので、Wahoo Kickr Bikeの高周波ノイズの方が、耳障りな音だと感じます。とはいっても、他の部屋にいる家族は全く音が聞こえないと感じるくらい静かのようです。

🔽ペダルにトルクをかけると勢いよくフライホイールが回転

Tacx NEO Bike Smartと比較して

最後に、Wahoo Kickr Bikeを所有する側の人間として、Tacx NEO Bike Smartと比較しようと思います。

扇風機、タブレット台は羨ましい(だが、大きくダサい)

Tacx NEO Bike Smartが良いなと感じる点は、扇風機とタブレット台がある点です。
室内トレーニングでは汗だくになりますので、扇風機はほぼ必須といえる装備です。また、「スマートバイクを買う=Zwiftをする」と言って差し支えないと思うので、Zwiftをするためのタブレット等のモニターを置けるスタンドも必須の装備です。これらを兼ね備えたTacx NEO Bike Smartは、ちょっと羨ましいのです。
ただし、フレーム等の面が大きく圧迫感のあるデザインはマイナス点です。
わたしはWahoo Kickr BikeにTacxのタブレットホルダーを利用して、iPadでZwiftをしています

🔽Tacx NEO Bike Smartのタブレット台と扇風機

🔽Wahoo Kickr Bikeには扇風機が無いので、オーム電気のリモコンコンセントを使用して遠隔で扇風機を起動しています。

より贅沢するならば、WahooのKICKR HEADWINDスマートファンを買う手段もあります。こちらであれば、走行スピードや心拍数の上昇に合わせて風量が可変するようです。

🔽タブレットホルダーはTacx製を利用

ノイズはTacx NEO Bike Smartの方が静かそう

Wahoo Kickr Bikeは「高周波のノイズがある」と書きましたが、ネットでのレビュー情報等から感じる事は、Tacx NEO Bike Smartの方がより静かそうです。Tacx Neo Smartを使っていた時は、リアスプロケットが擦れる「シャカシャカ」というノイズはあったものの、本体からはほとんどノイズを感じませんでした。よって、Tacx NEO Bike Smartならもっと静かそうだなと思います。
換気扇等の高周波ノイズは耐えられない!方は、Tacx NEO Bike Smartの方が良いかもしれませんね。

Tacx路面シミュレーション vs Wahoo勾配シミュレーション

スマートバイク(トレーナー)を買う時に、誰しもが憧れるTacxの「路面シミュレーション」とWahoo Kickr Bikeの「勾配シミュレーション」ですが、正直、どちらも一度体験すれば十分で、どちらも必要ないです(笑)
わたし個人のスマートバイクの乗り方にもよると思うのですが、平日は1日おきにZwiftのトレーニングをして、休日にAlpe du Zwift(アルプ・ド・ズイフト)を走っています。乗っている時間はトレーニングが多いのですが、このトレーニング中には「路面シミュレーション」も「勾配シミュレーション」も機能しません。そのため、どちらもあまり意味がないなと感じています。
ただ、どちらが”有用か”というと「勾配シミュレーション」かなと思います。激坂を走る時の、ハンドルに掴まっているような乗り方や荷重移動の練習ができるので、いつの日か「勾配シミュレーション」があって良かった!と思える日が来るかもしれません。

🔽勾配最高の20%

🔽勾配最低の▲15% こうやってみるとかなり差がありますね💧

総評

Wahoo Kickr Bikeは非常に高価なスマートバイクですが、自宅で安全に、楽しくZwift体験を提供してくれます。
わたし個人は「夫婦間でシェアしたい」「子育て中でロードバイクで外出できない」「コロナで外出自粛中」というキーワードの元、Wahoo Kickr Bikeを購入しましたが、非常に満足しています。Zwiftにハマっている方!是非購入してみてください!

 

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