ルンバ Plus 575 Comboを1カ月レビュー|1回59分・月294㎡の実測データ

ルンバ Plus 575 Comboを1カ月レビュー|1回59分・月294㎡の実測データ

こんにちは!vanbiです。

プライム会員限定セールで11万円OFFになっていたルンバ Plus 575 Comboを衝動買いしてから、1カ月が経ちました。購入直後のファーストレビューでは「59,800円なら買い」と書きましたが、今回は1カ月使い込んだうえでのレビューをしていきたいと思います。

アプリのログや消耗品の残量といった実データを見ながら、良かった点だけでなく、モップパッドが外れた話や、ルンバJ7+と併用して分かった不便な点まで正直に書いていこうと思います。

▼現在の価格はこちらで確認できます(セール時の値動きが大きいモデルです)

この記事でわかること
  • 1カ月で294平方メートル。アプリのログで見る実際の働きぶり
  • 1回59分の掃除で、パッドは4回洗われている
  • 人間に残った作業は給水と汚水捨てだけ。その実際の頻度
  • モップパッドが外れた話と、J7+併用で困っていること
目次

結論:掃除機がけと水拭きが、家に帰ったら「終わっている家事」になった

先に結論を書きます。J7+とブラーバジェットm6の併用から買い替えましたが、1カ月使った今もオススメできます。

いちばん変わったのは、掃除にかかる時間です。これまでは掃除機がけ(J7+)と水拭き(ブラーバ)で合わせて2時間半ほどかかっていましたが、いまは1回の走行で両方が終わり、後始末もステーションがやってくれます。気づいたら床がさらっとしている、という状態が続いています。

不満がないわけではありません。使い始めた頃にモップパッドが外れたことが一度あり、J7+(2階で引き続き利用中)と併用しているせいでアプリが2つに分かれるのも地味に面倒です。それぞれ後半で詳しく書きます。

我が家の使い方とロボット掃除機の体制

1階は575、2階はJ7+

575の導入で、我が家のロボット掃除機の配置はこうなりました。

スクロールできます
担当導入前導入後
1階(LDK中心)ルンバJ7+ + ブラーバPlus 575 Combo(吸引+水拭き)
2階ルンバi7ルンバJ7+(お引っ越しして2階担当)
手放したものi7は売却、ブラーバも近々手放す予定
ルンバ Plus 575 ComboとルンバJ7+を並べた比較
左が575、右がJ7+。J7+は2階の担当として現役続行中。
575の方が小さいので細かいところまで掃除してくれます。

ポイントは、J7+を手放さなかったことです。掃除機がけだけならまだ十分働けるので、2階の担当にしました。出番のなくなったi7は売却し、水拭きの仕事を575に取られたブラーバも、近いうちに手放す予定です。

走らせるのは外出中が基本

運用としては、基本的に外出中に稼働させるようにしています。ゴミ吸い上げの音は相変わらず豪快ですし、パッド洗浄にもそれなりの動作音があります。外出の間に床の掃除が済んでいる、という使い方が正解の家電だと思っています。

アプリのログで見る、1回の掃除の中身

1階を59分。途中2回、パッドを洗いに帰る

アプリには走行ごとのタイムラインが残ります。ある日曜日の記録を見てみます。

ルンバ Plus 575 Comboのアプリに表示された清掃タイムライン
8月2日の記録。16:59に開始して17:58に完了。
途中でパッド洗浄のため2回戻っている
  • 16:59 清掃開始
  • 17:00 パッド洗浄(走り出す前に一度洗う)
  • 17:14 パッド洗浄(1回目の途中洗浄)
  • 17:38 パッド洗浄(2回目の途中洗浄)
  • 17:54 ダスト容器を空にする
  • 17:58 パッド洗浄、そして完了

1階を1周するのに59分。その間にパッドは合計4回も洗われています。掃除機がけと水拭きを1台でやると聞くと「片手間なのでは」と思いがちですが、実際は1時間近くかけて、こまめに洗いながら拭いてくれています。

AutoWash充電ステーションに帰還するルンバ Plus 575 Combo
掃除の途中でもステーションに戻ってくる。
パッドを洗ってから、続きを再開する

この「途中で帰る」動きは、最初は掃除が終わったのかと勘違いしました。実際は洗って戻るだけなので、放っておけば勝手に続きを始めます。

最初のひと月で294平方メートル

iRobotからは月に一度、掃除レポートのメールが届きます。使い始めた最初のひと月の実績は294平方メートルでした。メールには「掃除を任せて生まれた時間 2時間27分」とも書かれています(一般的な掃除機が1分あたり2平方メートル掃除できるとした換算だそうです)。

iRobotから届いた月次の掃除レポートメール。掃除した面積294平方メートルと表示されている
iRobotから毎月届く掃除レポート。
最初のひと月は294平方メートルだった

どれだけ掃除してくれたのか、イメージが湧きにくい数字ですが、要するに1階を10回以上まわった量です。掃除機をかけて、そのあと水拭きまでやった回数だと考えると、人間の手では絶対に達成できていません😅

ダイニングの椅子の脚の間を走行するルンバ Plus 575 Combo
ダイニングの椅子脚まわりも器用に縫って走る

水拭き:パッドが汚れないのは、床が汚れていないから

洗浄頻度は「中」、温水と洗剤はオン、乾燥は3時間

575の水拭きは、円形のモップパッド2枚が回転しながら床を擦る方式です。面白いのが、モップの洗浄頻度をアプリで選べること。高(10平方メートルごと)・中(15平方メートルごと)・低(20平方メートルごと)の3段階で、我が家は中設定にしています。温水と洗剤の使用もオンのままです。

アプリのモップ洗浄頻度の設定画面
モップの自動洗浄設定。我が家は洗浄頻度が中(15平方メートルごと)、温水と洗剤は有効、乾燥時間は3時間

洗ったあとは3時間かけて乾燥します。濡れたまま放置されないので、次に使うときのパッドは乾いていて匂いもしません。

1カ月使っても、パッドはきれいなまま

レビュー記事らしく「汚れたパッドの写真」を撮ろうとしたのですが、これが撮れませんでした。走行直後のパッドを見ても、見た目にはほとんど汚れていないのです。

ステーションで温水洗浄・乾燥した後のモップパッド
1カ月使ったパッド。
黒ずみもへたりもなく、買ったときとほとんど変わらない

理由は2つあると思っています。1つは、さきほどのタイムラインの通り、1回の掃除で4回も洗っていること。もう1つは、少なくとも週に2回は走らせているので、そもそも床に汚れが溜まっていないことです。

ここがブラーバ時代との決定的な違いでした。白状すると、ブラーバのパッド洗いはかなりサボっていて、1〜2週間貼りっぱなし(乾かしたりしない)もザラにありました。気が向いたら洗う運用だったので、いま思えば汚れたパッドで床を拭き広げていたわけです。衛生的とは言えませんし、たぶん少し臭かったと思います。575は走行のたびに自動でパッドを洗ってくれるので、そもそもサボる余地がありません。

温水洗浄は満足。ただし型番選びは要注意

パッドを温水で洗ってくれるのは、想像以上に安心感があります。正直「水洗いでも十分では?」という気持ちも半分ありつつ、皮脂汚れを拭いたパッドが温水で洗われているのはやっぱり別物で、575にして良かったと思っている点です。

拭き上がりは、ブラーバのジェット噴射式と比べて「濡らして拭く」感が控えめで、走行直後から床がべたつきません。夏場の素足のフローリングとは相性抜群です。

注意喚起:Amazonと公式でラインアップが違う

2026年8月時点で、Amazonと公式オンラインストアでは、扱っているモデルが違います。

  • Amazon:575(温水洗浄)と415(水洗浄)の販売あり。
  • 公式ストア:575の取り扱いはなく、515(温水洗浄)129,800円(税込)のみ販売あり。

気をつけたいのは、Amazonで販売されている415(水洗浄)と、公式オンラインストアで販売されている515(温水洗浄)の見た目がほぼ同じように見えるため、混同しやすいことです。

写真だけでは見分けがつかないので、温水洗浄を重視するなら、型番の数字と、仕様欄に「温水」と書かれているかを必ず確認してください。

吸引:1カ月経っても、手を入れる場面がない

フローリング中心の我が家では、吸い残しに気づいたことはありません。ブラシに髪の毛が巻き付いて手で取り除く、という作業も発生していません。ゴムブラシなので絡みにくいのだと思います。

細かい話ですが、本体の裏を見るとブラシのローラーは1本です。ゴムのブレードと毛が組み合わさった構造で、J7+やi7がゴム製ブラシ2本の「デュアルアクションブラシ」だったのに対し、仕様が変わっています。ちなみにアプリの部品一覧では575も「デュアルアクションブラシ」と表示されますが、実物は1本です。

1カ月使用後のルンバ Plus 575 Comboのブラシ
1カ月使用後のブラシまわり。
髪の毛等の絡みつきはなく、手入れは不要だった

毛足の深いカーペットがある家だと違う結果になるかもしれませんが、フローリング主体の家なら心配いらないと思います。

ゴミ捨ても、まだ一度もしていません。紙パック式で、アプリの表示では残り約60回ぶんの排出が可能とのこと。走行のたびにステーションが吸い上げてくれるので、人間が本体のダストボックスを開ける機会がそもそもありません。

ステーションから取り出した交換用紙パックとたまったゴミ
1カ月ぶんのゴミがたまった紙パック。
まだ半分にも届いていない

メンテナンス:人間に残った仕事は「水まわり」だけ

この1カ月、575まわりで人間がやった作業を全部書き出すと、次の3つだけです。

  • 汚水タンクを捨ててすすぐ(掃除のたびに毎回)
  • 給水タンクへの水の補充(2〜3回の掃除につき1回)
  • 外れたモップパッドの付け直し(1回だけ・後述)
AutoWash充電ステーションの給水タンクと汚水タンク
ステーション上部の2つのタンク。
上に引き出して、補充と排水を行う

汚水は毎回捨てる。溜めると落ちにくくなりそうだから

汚水タンクは、掃除が終わるたびに毎回捨てるようにしています。ステーションに入れっぱなしにしておくと汚れが沈殿して、こびりついて落ちにくくなりそうだからです。これは説明書に書かれているわけではなく、単に自分が気持ち悪いのでそうしている、という話です。

使用後の汚水タンクの中身
汚水タンクの中身。
真っ黒ではないが、白く濁って細かい汚れが浮いている

中身は、想像していたようなドロドロの黒い水ではありません。洗剤で白く濁ったなかに、細かい汚れが浮いている感じです。とはいえ床から回収された汚れであることに変わりはないので、流しに捨ててさっとすすぐ。掃除が終わったあとに残る、唯一の「ロボット掃除機の世話」です。

給水はまとめて。しゃがむ作業から解放された

地味に感動したのが給水です。ブラーバは本体の小さなタンクに給水する方式で、走らせるたびにしゃがんでタンクを外して……という作業が必要でした。これが面倒で、水拭きの腰が重くなる一因でもありました。

575はステーション上部の大きなタンクなので、立ったまま引き出して補充できます。容量も2〜3回の掃除ぶんは軽く入ります。本当はもっと入れられるのですが、水を入れっぱなしにすると腐ったりカビたりしそうなので、あえて満タンにせず、定期的に新しい水道水に入れ替えるようにしています。

消耗品の残量はアプリが教えてくれる

アプリの「ロボットの状態」に、部品ごとの残量が並びます。1カ月使った時点ではこうなりました。

iRobotアプリのロボットの状態画面。モップパッドやフィルターなど消耗品の残量表示
アプリの「ロボットの状態」。モップパッド、段差センサー、ブラシ、フィルター、紙パックの残量が一覧で並ぶ
部品1カ月使用時点の残量
DualCleanモップパッド残り約19ルーチン
段差センサー残り約9ルーチン(清掃時期の目安)
エッジクリーニングブラシ残り約96時間
デュアルアクションブラシ残り約304時間
フィルター残り約44時間
交換用紙パック残り約60排出
iRobotアプリ「ロボットの状態」より。2026年8月時点

「あと何時間」ではなく「あと何ルーチン」という単位が混ざるのが面白いところです。モップパッドは残り19ルーチンなので、我が家のように週2回のペースなら、2カ月ほどで交換時期を迎える計算になります。段差センサーの残り9ルーチンは交換ではなく「そろそろ拭いてください」という意味で、これは自分で拭けば済みます。

気になった点:パッドが外れたのは最初の1回だけ

その後10回以上、一度も外れていない

使い始めて1回目か2回目の走行で、モップパッドが外れて床に落ちていたことがありました。ただ、その後は10回以上走らせていますが、一度も外れていません。装着が甘かったか、たまたま何かに引っかかったのだと思います。

ルンバ Plus 575 Comboのモップパッド装着部
パッドは工具なしで着脱できる方式。
六角形の軸にはめ込むだけ

構造上、外れる可能性がゼロにはならない方式だとは思います。とはいえ、パッドを付け替えたときに「きちんとはまっているか」を一度確認しておけば、あとは気にしなくていいレベルでした。

新旧でアプリが分かれるのは地味に不便

むしろ日常的に困っているのはこちらです。575は新しい「Roomba Home」アプリでしか操作できず、2階のJ7+は従来の「iRobot」アプリのまま。同じルンバなのに、1階と2階で別々のアプリを使い分けることになります。

片方だけを使うなら関係のない話ですが、我が家のように新旧を併用するなら、地味に不便です。

iPhoneのホーム画面に並ぶiRobotアプリとRoomba Homeアプリのアイコン
左が旧「iRobot」(J7+用)、右が新「Roomba Home」(575用)。同じルンバなのにアプリは2つ

2階のJ7+と比べて分かる、LiDARの安心感

2階で稼働するルンバJ7+
2階に引っ越したJ7+。吸引専用機としてはまだ十分戦える

同じ家で両方が動いているので、世代差は嫌でも見えてきます。いちばん違うのはナビゲーションです。575はLiDARセンサーで部屋の形をつかんでいるからか、動きに迷いがありません。カメラ頼みのJ7+も賢いのですが、留守中に任せるときの安心感は575が一枚上です。

一方で、吸引そのものの働きぶりは、正直J7+も見劣りしません。だからJ7+ユーザーに「買い替え必須」とは言いません。吸引だけで足りているなら、使い倒すのが合理的です。

……と言いつつ白状すると、アプリを1つにまとめたくて、2階もいずれLiDAR搭載の吸引専用機に替えたい気持ちが芽生えています。J7+に不満はないのに、です。575の動きが気持ちいいばかりに、そんな困った副作用まで生まれています。

ランニングコスト:常時かかるのは紙パックと洗剤くらい

スクロールできます
消耗品公式ストア価格備考
交換用紙パック(3枚)2,200円(税込)1枚で最大約3カ月(公称)
DualCleanモップパッド(6個)3,900円(税込)洗って繰り返し使用。へたったら交換
フィルター(3個)3,100円(税込)
StayClean 床用濃縮洗剤4,500円(税込)必須ではないが、使った方が気持ちいい
2026年8月時点・アイロボット公式オンラインストア価格。

1カ月使った時点で、紙パックの残りは約60排出、フィルターは約44時間ぶん。この減り方なら、常時かかるのは実質、紙パックと洗剤くらいです。パッドは洗って使い回せるので、へたってきたら交換すればいい。J7+時代もクリーンベースの紙パック代はかかっていたので、ランニングコストが跳ね上がった感覚はありません。

向く人・向かない人

向いているのはこんな人です。

  • 水拭きを「たまの大掃除」から「日常」にしたい人
  • パッドの手洗いをサボりがちな自覚がある人(洗浄も乾燥もステーションがやってくれます)
  • 2階建てで、手持ちのルンバを2階へ回して1階を全自動化したい人

逆に、こういう人には向きません。

  • 毛足の長いラグやカーペットが部屋の主役の人(水拭きの出番がありません)
  • 複数台を1つのアプリで一元管理したい人
  • 定価で買おうとしている人(セールを待つことをおすすめします)

まとめ:サボり癖ごと、水拭きを自動化できた

この記事の結論
  • 買う価値は吸引力ではなく、水拭きの後始末が丸ごと消えること
  • 手入れは汚水を捨てることだけ。1カ月でゴミ捨てもパッド洗いもゼロ
  • 弱点はアプリの分断。既存のルンバと併用するなら知っておくべき
  • 定価169,800円で買うなら、セールを待った方がいい

ファーストレビューの時点では「59,800円なら買い」という価格の話でした。1カ月経った今は、価格を抜きにしても、サボり癖ごと水拭きを自動化してくれる体験に価値があると感じています。

▼価格は変動します。検討する場合は、現在の価格を確認してみてください。

1回の掃除にどれくらい時間がかかりますか?

我が家の1階で59分でした。途中2回、パッド洗浄のためステーションに戻る時間も含めての数字です。掃除機がけと水拭きを同時にやってこの時間なら、十分に速いと思います。

モップパッドはよく外れますか?

我が家では使い始めの1回だけで、その後10回以上走らせても外れていません。パッドを付け替えたときにきちんとはまっているか確認しておけば、まず問題にならないと思います。

手入れはどれくらい必要ですか?

我が家では、掃除のたびに汚水タンクを捨ててすすぐのと、2〜3回に1度の給水だけです。ゴミ捨てとパッドの手洗いはステーション任せで、1カ月やっていません。

2階建ての家ではどう運用すればいいですか?

ルンバは階段を上れないので、階ごとに考える必要があります。我が家は575を1階に入れて、それまでのJ7+を2階に回しました。手持ちのルンバがあるなら、手放す前に2階で使えないか考えてみるのがおすすめです。ただし新旧でアプリが分かれる点は覚悟してください。

購入の経緯と開封直後の様子は、ファーストレビューにまとめています。

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この記事を書いた人

関西在住、40代のサラリーマン。妻と息子の3人家族。
「知恵と工夫で生活の質(QOL)を最大化する」をテーマに、セキスイハイムで建てた注文住宅、こだわり抜いたガジェット、資産形成の実体験を記録中。

私の成功談(と、痛い失敗談)が、同じように「賢く、豊かに暮らしたい」と願うあなたのヒントになれば幸いです。

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