こんにちは!vanbiです。
セキスイハイムを検討していると、「オール電化と太陽光で、実際の電気代はいくらになるのか」が気になると思います。カタログの試算だけでは見えない、冬の支払額や暮らし方による変化も知りたいところだと思います。今回は、入居から4年、我が家の電気代と売電収入をまとめました。
- 直近12か月(2025年7月〜2026年6月)の電気代は96,158円。月平均8,013円でした
- 同じ期間の売電が101,507円あるので、差し引きはプラス5,349円。ほぼトントンです
- ただし暦年で見ると2025年は11,500円の赤字。黒字と赤字を行き来しています
- 家で使う電気が2年で14.7%増え、その増加分の半分以上は浴室乾燥機でした

2026年9月5日時点の表示で、9月は途中経過です
我が家の前提|36坪・3人家族・太陽光9.72kW・蓄電池12kWh
| 商品 | スマートパワーステーションFR GREENMODEL |
| 延床面積 | 約119㎡(約36坪)・2階建て |
| 太陽光・蓄電池 | 太陽光9.72kW + 蓄電池12kWh |
| 空調 | 1階は快適エアリー、2階は個別エアコン |
| 給湯 | エコキュート370L(ガス契約なし) |
| 家族構成 | 大人2人 + 小学生1人 |
| 電力会社 | 関西電力。2026年6月まで「はぴeタイムR」 |
| エリア | 関西エリア(省エネルギー基準6地域) |
金額は家計簿アプリの支払・入金記録42か月分(2023年1月〜2026年6月)を集計しました。買電の時間帯別内訳には関西電力の検針データ24か月分(2024年8月〜2026年7月)、家全体と回路別の使用量にはHEMSの記録49か月分(2022年8月〜2026年8月)を使っています(入居直後の2022年8〜12月は家計簿に記録がなく、金額には含めていません)
電気代の実額は月8,013円|直近12か月で96,158円だった
直近12か月(2025年7月から2026年6月)に関西電力へ支払った電気代の合計は96,158円、月平均で8,013円でした。オール電化でガス代がゼロなので、光熱費はこれで全部です。

赤が支払った電気代、青が振り込まれた売電収入です
高い月と安い月で、電気代は約5倍
月平均は8,013円でも、毎月8,000円ほどで済むわけではありません。検針明細がある24か月から、最高・最低の月と夏冬の例を抜き出しました。
| 請求月 | 買電量 | 電気代 |
|---|---|---|
| 2025年1月(24か月で最高) | 727kWh | 20,253円 |
| 2026年1月 | 569kWh | 15,755円 |
| 2025年8月 | 135kWh | 5,142円 |
| 2026年6月(24か月で最低) | 69kWh | 3,961円 |
電気代は約5倍、買った電気の量は約10倍の差があります。太陽光があっても、冬には月2万円の支払がありました。家計簿までさかのぼると、最高は2023年1月の22,330円、最低は2024年6月の3,701円です。
24か月分の実額を、そのまま載せます
月ごとの変化が分かるよう、検針データのある24か月をすべて載せます。使用量は電力会社から買った分で、金額は税込の請求額です。
| 請求月 | 日数 | 使用量 | うち深夜 | 電気代 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年07月 | 29日 | 153kWh | 90kWh | 6,079円 |
| 2026年06月 | 28日 | 69kWh | 46kWh | 3,961円 |
| 2026年05月 | 34日 | 131kWh | 85kWh | 5,456円 |
| 2026年04月 | 30日 | 339kWh | 270kWh | 9,535円 |
| 2026年03月 | 28日 | 509kWh | 365kWh | 11,867円 |
| 2026年02月 | 28日 | 589kWh | 401kWh | 13,448円 |
| 2026年01月 | 35日 | 569kWh | 373kWh | 15,755円 |
| 2025年12月 | 28日 | 173kWh | 107kWh | 6,426円 |
| 2025年11月 | 33日 | 177kWh | 99kWh | 6,614円 |
| 2025年10月 | 30日 | 143kWh | 103kWh | 5,337円 |
| 2025年09月 | 29日 | 170kWh | 107kWh | 5,960円 |
| 2025年08月 | 33日 | 135kWh | 106kWh | 5,142円 |
| 2025年07月 | 29日 | 174kWh | 98kWh | 6,657円 |
| 2025年06月 | 28日 | 74kWh | 43kWh | 4,161円 |
| 2025年05月 | 34日 | 93kWh | 47kWh | 4,726円 |
| 2025年04月 | 29日 | 389kWh | 275kWh | 11,220円 |
| 2025年03月 | 28日 | 668kWh | 420kWh | 17,081円 |
| 2025年02月 | 28日 | 589kWh | 383kWh | 15,146円 |
| 2025年01月 | 35日 | 727kWh | 431kWh | 20,253円 |
| 2024年12月 | 28日 | 156kWh | 93kWh | 6,164円 |
| 2024年11月 | 34日 | 185kWh | 85kWh | 6,673円 |
| 2024年10月 | 29日 | 141kWh | 96kWh | 5,164円 |
| 2024年09月 | 30日 | 136kWh | 91kWh | 5,070円 |
| 2024年08月 | 33日 | 139kWh | 99kWh | 5,632円 |
買った電気の7割は深夜だった
2025年7月〜2026年6月の請求分を見ると、買った電気3,178kWhのうちナイトタイム(深夜)が2,160kWh、68.0%を占めていました。
これだけ深夜に偏っているなら、深夜料金の安いプランが得だと思っていました。ところが、基本料金まで含めて試算すると、我が家では別の結果になりました。料金プランの見直しについては後半で触れます。
売電を引いた収支は、黒字と赤字を行き来している
我が家は太陽光9.72kWを載せているので、買うだけでなく売ってもいます。売電単価は2022年度のFIT価格で17円/kWh、10年間固定です。売電収入から支払った電気代を差し引くと、次の収支になります。

2025年に赤字へ転じました
| 暦年 | 買電(支払) | 売電(入金) | 差し引き |
|---|---|---|---|
| 2023年 | 103,353円 | 114,648円 | +11,295円 |
| 2024年 | 98,896円 | 101,371円 | +2,475円 |
| 2025年 | 108,723円 | 97,223円 | ▲11,500円 |
以前の生涯収支の記事で取り上げた2024年は黒字でしたが、2025年は11,500円の赤字になりました。一方、2025年7月〜2026年6月の12か月で集計すると、プラス5,349円です。毎年黒字になるわけではなく、見る期間によって黒字と赤字が入れ替わる程度の収支でした。
この収支は、売電収入から電気代を差し引いたものです。太陽光と蓄電池の初期費用、住宅ローンの金利、将来のパワコン・蓄電池の交換費は含めていません。
収支悪化の76%は、売電収入の減少だった
2023年と2025年を比べると、年間収支は22,795円悪化しました。内訳は、電気代の支払増が5,370円、売電収入の減少が17,425円。悪化した金額の76%は、売電収入の減少でした。電気代の請求額だけを見ていると、この変化を見落とします。
家で使う電気が、2年で14.7%増えていた
次に、HEMSで家全体と回路別の使用量を見ます。2023年と2025年の記録を比べると、買電の増加以上に、家で使う電気が増えていました。

上向きが買った電気、下向きが売った電気です
| 項目 | 2023年 | 2025年 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 家全体の使用電力量 | 9,195kWh | 10,549kWh | +14.7% |
| 買った電気 | 3,137kWh | 3,402kWh | +8.4% |
| 売った電気 | 6,687kWh | 5,766kWh | ▲13.8% |
家全体の使用量は1,354kWh増え、売電量は921kWh減りました。売電が減った原因までは特定できませんが、使用量が増えた内訳はHEMSで追えます。
増えた1,354kWhの半分以上は、浴室乾燥機だった
| 回路 | 2023年 | 2025年 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 浴室乾燥機 | 500kWh | 1,254kWh | +754kWh |
| 快適エアリー | 2,640kWh | 2,965kWh | +325kWh |
| エコキュート | 1,158kWh | 1,352kWh | +194kWh |
| LDK | 1,665kWh | 1,542kWh | ▲123kWh |
浴室乾燥機だけで使用量の増加分の56%を占め、年間の使用量は2年で2.5倍になっていました。梅雨と冬の部屋干しを浴室乾燥機に頼るようになったので、心当たりはあります。1回4時間ほど回すので、積み重なると効いてきます。年間1,254kWhは、エコキュートの1,352kWhに迫る量です。ここまで使っているとは、正直思っていませんでした。


2025年の内訳を家全体(10,549kWh)に対する割合で見ると、快適エアリーが28.1%、エコキュートが12.8%、浴室乾燥機が11.9%。この3つで半分を超えます。


この4年で見直した運用と料金プラン
この4年で見直したのは、空調の使い方と料金プランです。節電額はまだ検証できていませんが、普段は次のように運用しています。
4〜5月と10〜11月は、冷暖房を切って送風だけで運転しています。
我が家では、快適エアリーの内蔵センサーと、リビングで測った温度にずれがありました。SwitchBotの温湿度計をもとに設定温度を自動調整するようにして、室温は安定しました。
2026年7月に「はぴeタイムR」をやめ、規制料金の「従量電灯A」へ切り替えました。深夜が安いプランのほうが得だと思い込んでいたのですが、24か月の検針データで試算したら逆でした。買う電気が少ない我が家には、時間帯別プランの基本料金が重すぎたのです。
掲載した電気代は、すべて切り替え前の「はぴeタイムR」の請求です。3プランの試算と、選ぶ際の注意点は別記事にまとめました。


これから建てる人へ|電気代と設備代は分けて考える
我が家では、売電収入で年間の電気代をほぼまかなえています。それでも、冬には月2万円を支払うことがあります。年間の収支とは別に、冬の支払額も見ておきたいところです。
そして、電気代をほぼ相殺できても、太陽光と蓄電池の設備代まで回収できたわけではありません。毎月の負担がどれくらい減るかと、設備費に見合うかは、分けて考える必要があります。
よくある質問
まとめ
直近12か月の電気代は96,158円、月平均8,013円。売電収入101,507円で支払をまかない、5,349円が残りました。ただし、2025年は11,500円の赤字です。年間収支はほぼトントンですが、毎年黒字になるわけではありません。
2023年と比べた収支悪化の76%は、売電収入の減少でした。一方、HEMSの記録では家全体の使用量が2年で14.7%増え、その増加分の56%を浴室乾燥機が占めていました。部屋干しで使う機会が増えただけのつもりでしたが、エコキュートに迫る使用量になるとは思っていませんでした。
家づくりで確認したいのは、月平均の安さと、冬の支払額の両方です。設備代まで含めて元が取れるのかは、生涯収支の記事で赤字も含めて公開しています。








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