こんにちは!vanbiです。
注文住宅は、契約後に仕様を詰めるたびに見積書が差し替わります。我が家も2021年10月にセキスイハイムと契約してから、追加費用が何度も動きました。「打ち合わせをすると増える」とは聞いていましたが、実際にいくらになるのかは、自分の見積書が出てくるまで見当がつきませんでした。
2022年8月に完成したスマートパワーステーションFR GREENMODEL(延床約36坪)の追加変更工事は、最終的に3,640,000円(税込4,004,000円)になりました。
この記事では、変更見積書をもとに364万円の内訳、減額した項目、入居4年後の評価をまとめます。
なお、この記事の金額は、見積書の表記に合わせてすべて税抜です。税込は総額のときだけ併記します。

追加費用のうち137万円は、この広さのため。
- 契約後の追加変更は3,640,000円(税込4,004,000円)
- 最大は、延床を約105㎡から約119㎡へ広げた「面積変更に伴う追加」1,370,000円
- 次に大きいのは、インテリア差額878,000円とキッチン679,000円
- 値引きと仕様の見直しを含めると、契約直前から最終請負額までの増加は660,000円
我が家の前提と364万円の全体像
金額は条件で大きく変わるので、先に前提を出しておきます。
| 商品 | スマートパワーステーションFR GREENMODEL |
| 延床面積 | 約119㎡(約36坪) |
| 太陽光・蓄電池 | 太陽光9.72kW + 蓄電池12kWh |
| 空調 | 快適エアリー(1階のみ採用、2階は個別エアコン) |
| エリア | 関西エリア |
金額はすべて2022年2月の最終見積時点のものです
坪単価は、含める費用によって本体約71万円/坪から総支払約125万円/坪まで変わります。この記事では、総支払額に含まれる「追加変更」の中身を見ていきます。

変更御見積書を区分ごとにまとめると、次のとおりです。マイナスは減額・取りやめ項目です。
| 区分 | 主な中身 | 金額(税抜) |
|---|---|---|
| 構造体 | 面積変更に伴う追加 | 1,370,000 |
| インテリア | 契約時65万円からの差額 | 878,000 |
| キッチン | ラクシーナ → リシェル | 679,000 |
| 水回り | バス・洗面・ランドリー・エコキュート | 395,000 |
| 玄関 | ドア・リモコンキー・タタキ・収納 | 186,000 |
| 建具・造作 | 格子間仕切り・ニッチ・引戸ほか | 101,000 |
| 窓 | 変更分一式 | 88,000 |
| バルコニー | 物干し掛け2箇所・水栓 | 79,000 |
| インターホン | Bタイプ → Cタイプ | 18,000 |
| 追加お値引 | — | ▲154,000 |
| 合計 | — | 3,640,000 |
消費税364,000円を足した総計は4,004,000円
この見積書には「No.3」と番号が振ってあります。つまり、これが3枚目です。その1週間前には合計3,521,000円のNo.2が出ていて、そこからバルコニー水栓や洗面扉などが足されて364万円になりました。最終仕様が決まるまで、見積書は何度も差し替わりました。
金額が大きかった3項目|面積・インテリア・キッチンで8割超
大きかったのは、設備を細かく足した金額ではありません。面積変更、インテリア、キッチンの3項目で全体の8割を超えました。
最大の137万円は「家が約4坪大きくなった分」
いちばん大きい1,370,000円は、見積書にこう書かれています。
「面積変更に伴う追加(構造体・基礎・屋根・外壁・バルコニー・太陽光)」
これは設備の話ではなく、家そのものが大きくなった分です。
契約直前(2021年10月)に出してもらった提案書では、我が家の延床面積は 約105㎡(約32坪) でした。1階が約55㎡、2階が約50㎡の12ユニット構成です。
最終的な図面は 約119㎡(1階が約63㎡、2階が約56㎡、11ユニット構成)。約36坪です。契約後の間取り検討で、約4坪ぶん大きくなりました。
| 項目 | 契約直前の提案 (2021年10月) | 最終 (2022年2月) |
|---|---|---|
| 延床面積 | 約105㎡(約32坪) | 約119㎡(約36坪) |
| 1階 | 約55㎡ | 約63㎡ |
| 2階 | 約50㎡ | 約56㎡ |
| 快適エアリー | 1・2階(1,250,000円) | 1階のみ(850,000円) |
| 太陽光 | 8.82kW | 9.72kW |
1,370,000円を増えた約14㎡で割ると、1㎡あたり10万円弱。坪あたりでは約32万円です。「坪単価71万円の家を4坪増やしたら300万円」ではありません。ここで増えるのは箱そのもの(構造体・基礎・屋根・外壁・バルコニー)と、屋根に載る太陽光までです。
広くなった家に置くキッチンや洗面台、貼る壁紙や照明は、この137万円には一切入っていません。それらは上の区分表にある「キッチン679,000円」「水回り395,000円」「インテリア878,000円」といった別の行に、それぞれ計上されています。
もうひとつ、図面を見比べて気づいたことがあります。ユニットの数が12個から11個に減っているのに、床面積は約14㎡増えていることです。1階が6ユニットで約63㎡、2階が5ユニットで約56㎡。1ユニットあたりが大きくなった格好です。
セキスイハイムは工場で作った箱を現場で組む工法なので、同じ床面積なら箱の数が少ないほうが手間も費用も少なく済みます。増床分が1坪あたり約32万円と、本体の坪単価71万円よりかなり安く収まったのは、これが効いているのかもしれません。ここは営業さんに聞いたわけではないので、私の推測です。ただ、契約後に間取りを広げるなら、ユニットの区切り方まで含めて相談する価値はあるのかな、と思います。
インテリア差額878,000円|予算枠65万円を超えた
2番目に大きいのがこれです。見積書の品名は「インテリア」、中身の説明は「ご契約時65万円からの差額分」の一行だけでした。
契約時の見積書には「インテリア(照明・カーテン)予算組 650,000円」という行があります。これは枠であって、実額ではありません。照明もカーテンも、契約後のインテリア打ち合わせで初めて具体的に決まるので、その時点では概算を置いておくしかないわけです。
我が家の実額は 1,528,000円 でした。差額の878,000円が、この追加変更に含まれています。
| 項目 | 金額(税抜) |
|---|---|
| カーテン類 | 308,000 |
| ウォッシュキャビネット | 296,000 |
| 別注クロス | 212,000 |
| プレミアムドア | 107,000 |
| タイル貼 | 97,000 |
| ロングボード | 66,000 |
| ステンドグラス | 64,000 |
| ランドリーロープ | 17,000 |
| ダウンライト(32台・工事費込み) | 247,000 |
| 機能スイッチ(人感センサー等) | 66,000 |
| 照明器具 | 40,000 |
| 間接照明BOX工事 | 8,000 |
| 合計 | 1,528,000 |
橙色は照明まわりの4項目で、合計361,000円になります
照明まわりだけ(橙色のセル)を計算すると、361,000円(税込397,100円)。この照明費用の詳しい内容は別記事をご覧ください。

同じ構造は外構にもあります。契約時の「外構工事 予算組 2,280,000円」も予算枠で、最終的には約280万円になりました。契約書の金額に「予算組」と書いてある行は、あくまで予算枠(後から金額が変更になる行)だと思っておいたほうがいいです。

キッチン679,000円|ラクシーナからリシェルへ
3番目がキッチンです。見積書には、採用しなかった候補の金額まで消さずに残っていました。
標準がPanasonicのラクシーナで、そこからクリナップのステディアなら65.1万円、LIXILのアレスタなら23.8万円、同じLIXILのリシェルなら67.9万円(カップボード込み)。ひと口に「グレードアップ」といっても、選ぶメーカーで40万円以上の差があります。私たち夫婦は全メーカーのショールームを回って比較したうえで、リシェルSIを選びました。

左のカップボードもこの金額に含まれます

そのほかに何を足したか|水回りと玄関
ここから下は、1件あたり数万円から十数万円の変更が積み上がった部分です。金額は上の3つより小さいのに、住んでからの満足度はこちら側に集まっていました。
水回り395,000円|浴室と洗面を2階へ
我が家は途中で、浴室と洗面脱衣室を1階から2階に移しました。この判断に紐づく増減が、見積の中に散らばっています。取りやめた分も含めて集めると395,000円でした。
| 項目 | 金額(税抜) | 4年後の評価 |
|---|---|---|
| バス 1階1717 → 2階1721 | 118,000 | 洗濯物が余裕で干せる広さになった |
| 浴室乾燥機 追加 | 70,000 | お風呂設備で最も満足度が高い |
| アーチ型スライドバー | 14,000 | 手すりとしては不使用、高さ調整は便利 |
| 洗面 1階LC洗面07 → 2階LC洗面09 | 17,000 | 幅90cmは3人家族に十分 |
| 洗面扉 オールスライドUP分 | 20,000 | — |
| トール収納03 | 50,000 | 洗面台の上に物が散乱しない |
| ランドリー 脱衣収納0903 追加 | 67,000 | 脱いだものと洗剤の置き場になった |
| ランドリー 混合水栓 UP分 | 17,000 | 温水洗いが非常に便利 |
| ランドリー 物干しフック 取止め | ▲18,000 | — |
| エコキュート 標準 → 高圧型 | 40,000 | 2階浴室でもシャワー水圧に不満なし |
| 合計 | 395,000 | — |
評価は入居4年時点のものです
エコキュートの高圧型40,000円は、2階浴室でもシャワー水圧に不満がなく、付けて正解でした。

浴室乾燥機70,000円は、今回の追加変更で最も費用対効果を感じています。冬の暖房に使えるし、洗濯機1回分も余裕で干せます。



玄関まわり186,000円|スマホ解錠だけは使わなくなった
玄関には3つの追加と、1つの減額が入っています。差し引き186,000円です。
| 項目 | 金額(税抜) | 4年後の評価 |
|---|---|---|
| ドア 親子ドア10 → 親子ドア13 | 90,000 | 扉が大きいだけで家の見え方が変わった |
| リモコンキー UP分 | 83,000 | カードキーとリモコンは毎日使用。 スマホ解錠だけ不使用 |
| 玄関タタキ部 拡大 | 50,000 | 有効幅1350mm。3人家族には十分すぎる |
| 玄関収納 トール12 → L型12 | ▲37,000 | 玄関を広く見せるために変更 |
| 合計 | 186,000 | — |
評価は入居4年時点のものです
ドアのグレードアップとタタキの拡大は、4年たっても満足しています。扉が大きいだけで家の見え方が変わりますし、有効幅1350mmの玄関ホールは3人家族には十分すぎるくらいです。
リモコンキーの83,000円は、夫婦それぞれが使えるようにと考えて追加しました。これで解錠の方法が3つになります。カードキー、手元のリモコン、そしてスマホアプリです。
このうちスマホアプリだけは接続が不安定で、今は使っていません。カードとリモコンは毎日使っているので83,000円が無駄になったわけではありませんが、「スマホがあれば鍵はいらない」と期待していると、後悔すると思います。

見た目と造作に使った448,000円|4年住んだ評価
ここまでは見積書の区分どおりに見てきました。内訳の最後に、区分をまたいで「見た目と造作」に使った金額だけを集め直してみます。
先に断っておくと、これは新しく増えた金額ではありません。下の6項目はすべて、ここまでの表のどこかにすでに入っている費用です(プレミアムドア・ロングボード・ステンドグラスはインテリア差額878,000円の中、格子間仕切りと妻壁ニッチは「建具・造作」、物干しと水栓は「バルコニー」)。
それを「見た目に関わるもの」という切り口で拾い直して集計すると448,000円、364万円の12%になりました。
| 項目 | 金額(税抜) | 4年住んだ評価 |
|---|---|---|
| プレミアムドア(玄関〜LDK) | 107,000 | 家に入って最初に目に入る場所 |
| バルコニー 物干し2箇所+水栓 | 79,000 | 3つとも使っている。特に水栓 |
| 格子間仕切り(玄関の手洗い前) | 66,000 | 生活感を隠せる。装飾と実用が半々 |
| 妻壁収納ニッチ1125 | 66,000 | 床を使わずに置き場が増える |
| ロングボード(キッチン背面) | 66,000 | 飾り棚。用途は4年変わっていない |
| ステンドグラス(リビング〜階段) | 64,000 | 完全な装飾。光の見え方がお気に入り |
| 合計 | 448,000 | 追加変更全体の約12% |
6つとも、毎日目に入る場所か、毎日触る場所にあります。玄関の格子間仕切りは手洗いの生活感を隠し、妻壁ニッチは床を使わずに収納を増やせました。見た目だけでなく、使い道が明確だったものほど満足度が高いです。

いちばん高い107,000円のプレミアムドアは、玄関とLDKの間の扉です。図面上の色名は「スモーキーグリーン」ですが、実物は淡い水色に近く見えます。なお変更見積では「ガラスドア ▲47,000円」として標準の扉が引かれ、その分がインテリア見積側の107,000円に振り替わっています。実質の増分は60,000円です。

チェッカーガラスと黒のレバーハンドルで107,000円
ステンドグラス2枚と妻壁ニッチは同じ壁に入れ、合わせて130,000円。
壁の下半分に入っているニッチは、正面から見るとこの形です。見積書の品名は「妻壁収納 ニッチ1125」。壁の厚み(ユニット柱)の中に収まっているので、スッキリしていて良いです。

上のステンドグラス2枚が64,000円

上が引出、下が扉収納で、幅は1125mm
ロングボードはキッチン背面の飾り棚で、66,000円。見積書の品名は「ロングボード セット長さ2m」で、摘要欄に「2段用に現地カット」とあります。2mの板を現場で切って、2段に分けてもらいました。

2mを現地でカットして2枚に分けています
バルコニーの物干し2箇所と水栓は合計79,000円で、3つとも使っています。特に水栓35,000円は、2階へ水を運ばずに掃除できるため、付けてよかった設備です。

正面の壁の水栓はバルコニー掃除で使っています
減額した項目と契約後の値引き
取りやめ4項目で128,000円減額
今まではプラスの項目を中心にみてきましたが、この見積書には、マイナスの行も4つ入っています。
| 取りやめ・変更した項目 | 金額(税抜) | 理由 |
|---|---|---|
| ガラスドア | ▲47,000 | プレミアムドアに変更。標準扉の分を差し引き |
| 玄関収納 トール12 → L型12 | ▲37,000 | 玄関を広く見せるために変更 |
| LDカウンター | ▲26,000 | 間取りを詰める中で不要になった |
| ランドリー物干しフック | ▲18,000 | 浴室乾燥機があるので不要になった |
| 合計 | ▲128,000 | 364万円に対して3.5% |
費用を削る目的で外したというより、間取りを詰める中で不要になった項目が中心でした。
樹脂デッキも建築時には見送り、入居半年後に三協立山のラステラを58万円で後付けしました。サイズと仕様を自分たちで選べたため、建築時に決めきれないものはいったん見送るのも選択肢です。
値引き154,000円と本体290万円|どちらも交渉の成果ではない
変更御見積書の最後にある「追加お値引 ▲154,000円」も、こちらから交渉して引き出したものではなく、先方が入れてくれていた金額です。追加変更364万円の中での調整分にあたります。
我が家は建築条件付きの土地だったため、土地の契約後は他社との相見積もりを交渉材料にできませんでした。それでも建物本体には最終的に2,901,000円の値引きが入っていますが、これは先方があらかじめ用意していた枠です(後述)。こちらの交渉の成果ではありません。裏を返すと、交渉の余地があるのは土地を契約する前だけです。
約4坪広げても、請負金額の増加は660,000円
ここまで「364万円増えた」と書いてきましたが、契約前後を通して見ると、印象が変わります。
| 契約直前の提案 (2021年10月) | 最終 (2022年2月) | |
|---|---|---|
| 延床面積 | 約105㎡ | 約119㎡ |
| ハイム建築請負工事(税抜) | 37,730,000円 | 38,390,000円 |
| 差 | +660,000円 | |
家が大きくなってキッチンもグレードアップしているのに、増加が66万円で収まっているのは、増えた分と減った分が同時に動いているからです。提案書と最終見積の差を全部並べると、こうなります。
| 動いた項目 | 差額(税抜) |
|---|---|
| 追加変更(この記事の364万円) | +3,640,000 |
| 本体材料工事費の見直し | +380,000 |
| タイル外壁UP分の見直し | +1,000 |
| 快適エアリーを1・2階 → 1階のみに変更 | ▲400,000 |
| 太陽光発電システムの見直し | ▲51,000 |
| 付帯工事(給排水・給湯・屋外電気・用地整備・基礎) | ▲9,000 |
| 本体値引き(特典・協力金ほか) | ▲2,901,000 |
| 差引 | +660,000 |
効いているのは290万円の値引きで、これが追加変更364万円の大半を打ち消しています。
この290万円は、値切って引き出したものではありません。内訳は新グリーンモデル特典1,500,000円・スマートハイム協力金700,000円・支店特別決裁700,000円・端数調整1,000円で、いずれも先方が用意した枠です。2021年10月の提案書には値引きの行そのものがなく、打ち合わせが進む中で見積書に載りました。「交渉して勝ち取った額」という印象ではありません。
快適エアリーの「1階のみ」は、当時は費用を抑えるための判断でした。40万円の差です。3年分の実測データを取ってみて、日中2階に人がいない我が家の生活スタイルなら、この判断は結果的に問題なかったと考えています。

つまり「打ち合わせで364万円増えた」という数字だけを見ると怖いのですが、実際には値引きと仕様の見直しが同時に進んでいて、契約前の提案と比べた最終的な増加は66万円でした。
我が家の364万円を、自分の場合に置き換えると
この364万円をそのままご自身に当てはめる必要はありません。金額の大きい3つは、どれも「やらなければ発生しない」費目だからです。引き算してみます。
| 金額(税抜) | 消える条件 | |
|---|---|---|
| 我が家の追加変更 | 3,640,000 | — |
| − 面積変更に伴う追加 | ▲1,370,000 | 契約後に間取りを広げなければ |
| − インテリア差額 | ▲878,000 | 照明とカーテンを予算枠65万円に収めれば |
| − キッチンのグレードアップ | ▲679,000 | 標準のまま(我が家ならラクシーナ)にすれば |
| 残り | 713,000 | 水回り・玄関・造作・バルコニーなど |
残りは71.3万円。これは「我が家で、金額の大きい3つ以外にかかった分」です。中身は浴室と洗面の2階移動、玄関ドアのグレードアップ、造作、バルコニーなど、どれも我が家が選んだ変更の積み上げです。
ただ、満足度の高い項目はこの71.3万円のほうに集まっています。浴室乾燥機70,000円、エコキュートの高圧型40,000円、バルコニーの水栓35,000円。どれも住み始めてから毎日あってよかった!と思う種類の出費で、1つあたりの金額は小さいです。1件ずつは数万円なので、打ち合わせの場では「まあいいか」と流れていきます。それが積み上がって71万円です。
逆に、金額の大きい3つのうち2つは、契約前に決め切れたのかな、と今になって思います。面積は間取りを詰める段階で、キッチンのグレードはショールームを回れば、どちらも契約前に決められるからです。契約後に追加変更に怯えるよりも、家の面積、キッチンのグレード、この2つを契約前に固めるほうが効きます。
残るインテリアだけは事情が違います。照明もカーテンも契約後の打ち合わせで初めて決まるので、契約前に実額を確定させるのは無理です。できるのは、65万円(我が家の場合)という枠に何がどこまで入るのかを契約前に聞いておくことと、枠を超える前提で資金計画を立てておくことです。むしろ、契約時点で多めに計上しておいていいのかもしれません。我が家は枠の2.35倍になりました。
これから契約する人が、見積で確認すべき4つ
我が家の場合、変更の締切は2022年2月の最終仕様決定日でした。2021年10月末の契約からそこまでに変更見積書が3枚出ています。ユニット工法は工場生産の前に仕様を固めるので、そこを過ぎると変えられません。契約後に直せる期間は思ったより短いので、次の4つは契約前に確認しておく価値があります。
我が家ではインテリア65万円と外構228万円がこれでした。どちらも実額は枠を大きく超えています。契約前に「この枠でどこまで入るのか」を具体的に聞いてください。
契約後に間取りを広げると、増えた面積の構造体は本体価格ではなく追加変更に計上されます。我が家は約4坪増えて137万円でした。ユニット数の変更などが生じると、大きく変動する可能性があります。
キッチンは同じ「グレードアップ」でもメーカーで23.8万円から67.9万円まで開きがありました。契約後に検討するよりも、契約前にメーカー・グレードを決め切ると総額費用をコントロールしやすく、値引き交渉もしやすいと思います。
建築条件付きの土地なら特にです。土地を契約した時点で建てる会社が決まるので、相見積もりという材料がなくなります。我が家に入った値引きは290万円ありましたが、中身は特典・協力金・支店決裁で、こちらから引き出したものは一つもありませんでした。
まとめ|追加変更は「予算組」と「面積」で決まる
我が家の追加変更3,640,000円のうち、面積変更137万円、インテリア差額87.8万円、キッチン67.9万円の3項目で8割を超えました。この3つを除くと71.3万円です。
一方、値引きと仕様の見直しを含めると、契約直前から最終請負額までの増加は660,000円でした。追加変更だけでなく、契約前後の総額を並べて見ることが重要です。
契約書の「予算組」と、契約後に間取りを広げる可能性を確認しておけば、追加費用の大部分は事前に見通せます。
この364万円が、家全体のどの費目にあたるのかは、坪単価の記事にまとめています。あわせて読んでもらえると、我が家の家づくりのお金の全体像が見えると思います。








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