EOS R5と同時に発表されたCanon(キャノン)のクラウドサービス「image.canon」が2020年4月14日にサービススタートしていたので、早速、EOS RPで試してみました。
目次
「image.canon」への接続手順
基本的には「image.canon」のアプリをダウンロードすれば、カメラとの接続手順が記載されていますが、参考までに接続手順を紹介します。
1.「無線通信の設定」を選択
ちなみに「image.canon」に対応するために、EOS RPのファームウェアアップデートが必要なのかなと思っていましたが、特に不要でした。(私が使っているのは、Version 1.4.0)
3.「Webサービスへ画像を送信(クラウドの雲マーク)」を選択
6.メールアドレスの入力。「image.canon」のCanon IDのメールアドレスとなります。
7.メールアドレスの入力はタッチパネルで入力でき、簡単に入力できます。
8.Canon IDとの連携のために任意の数字4桁を設定します。
10.メールアドレスにメールが届くので「つづける」を選択
ちなみに、私の場合は先にCanon IDを設定済みでした。
12.EOS RPに戻り「Webサービスの更新(クラウドの雲マーク)」を選択
13.「image.canon」のアイコンが追加されるので選択
iOSアプリでの「image.canon」利用
「image.canon」のアプリがApple StoreやGoogle Playにあるのでダウンロードします。
アプリを起動するとこんな感じで、アップロードした画像が確認できます。
アップロードされた画像を「メールで送る」や「アプリに送る」でSNSにアップロードすることもできます。「image.canon」的な使い方としては
・「サービスに転送する」=Google Drive、flickr、YouTubeに転送する。
・「保管期間を変更する」=10GBまでの写真を永久保存する
といったこともできます。
また、あらかじめGoogle Drive、flickr、YouTubeとの連携設定をしておけば、「image.canon」が自動的に各種サービスに転送してくれるみたいです。
今はまだ使えませんが、2020年6月頃にはGoogleフォト、Adobe Creative Cloud への転送も可能となる予定のようですので、より使い勝手が良くなりそうです。
パソコン(Mac)での「image.canon」利用
「image.canon」はWebブラウザから利用することもできますが、「Downloader for image.canon」アプリをインストールすることで、「image.canon」にアップロードされた写真をパソコンの特定のフォルダに自動ダウンロードできます。
「Downloader for image.canon」はOSログイン時に起動してメニューバーに待機し、随時、アップロードされた写真をダウンロードしてくれます。Macの場合は、通知センターで通知が来て、指定したフォルダに自動的に写真がダウンロードされます。
「取り込み先フォルダの設定」の画面はこんな感じです。
好きなフォルダを選んで、サブフォルダを作りながら写真をダウンロードしてくれます。
「image.canon」の今後の発展に期待
まだ始まったばかりの「image.canon」ですが、いかがでしょうか?
アプリの画面デザインがイマイチだったりしますが、連携できるカメラや、自動連携できるサービスが増えてくるともっと魅力が出そうな気がします。
個人的には、EOS RPからの自動アップロード機能が欲しい!
(私がイメージする自動アップロード機能は、外で写真を撮ってきて、家に帰ったら自動的にWi-Fiを掴んで「image.canon」にアプロードしてくれる)
今の機能だと、明示的に写真を「image.canon」にアップロードしなければならないので、iPhoneで撮った写真をiCloudフォト経由でMacで確認する私にとっては、ちょっと面倒かな。。。
EOS RPをバッテリー増し増しにして、「image.canon」に自動アップロードしてくれる、EOS RP次世代機が出たら絶対に買うので、Canonさんお願いします!