ついに人生初めてのフルサイズ機「Canon EOS RP」を手に入れました!
私なりの感覚で「EOS RP」のレビューと一緒に買ったものを紹介したいと思います。
目次
私のカメラ履歴
私が使ってきたカメラは全てSONYでした。
- SONY NEX-5 2010年6月3日発売 APS-Cサイズセンサー
- SONY DSC-RX100M3 2014年 5月30日販売 1インチサイズセンサー
- SONY DSC-RX100M6 2018年 6月22日販売 1インチサイズセンサー
(自撮り用のシューティンググリップ VCT-SGR1も同時購入)
NEX-5とRX100M3は使い勝手や写り共に満足していたように思います。
NEX-5は当時、CanonやNikonの一眼レフカメラ全盛期の時代に、APS-Cサイズセンサーを搭載した小型カメラで、先進的な機能を積んでいてすごく愛着のあるカメラでした。
次に買ったRX100M3は小型軽量で1インチサイズセンサーを積んでいて、明るく広角な24-70mm、F1.8-2.8のレンズで、小さいのにすごく良く撮れるカメラだなーと感じたものです。
RX100M6は、RX100M3と同様に良く撮れるカメラだったのですが、望遠性能が向上された代わりに少し暗いレンズになってしまった(24-200mm、F2.8-4.5)のですが、顔認証の精度やAFの速さ、純正の自撮り棒(VCT-SGR1)を使った時の取り回しが良く、おすすめできるカメラだと思います。しかし・・・・
子供を撮るときにSONY RX100M6で不満が出てきた
RX100M6は、良いカメラだったのですが子供が生まれてから不満が出てきました。
JPEG撮って出しの人肌が冷たく写る
RX100M6はRX100M3と比べてもちょっと人肌が冷たく写りやすい気がします。
これはF2.8の少し暗いレンズになったためなのか、広角-超望遠(24-200mm)の影響なのか、それともSONY画像エンジン(BIONZ X)の影響なのか分かりません。
RX100M3ではRAWで撮っていたのが、RX100M6ではJPEG撮って出ししか使わなかったため、SONYのJPEGは冷たく写りやすいのかもしれません。
画像の歪みを感じる
なんとなく感じる程度なのですが、RX100M6は広角-超望遠(24-200mm)の影響か、レンズの歪みを感じるようになりました。特に24mmの広角で自撮りした時に、なーんか違和感のある画像になるんですよね。解像感はしっかりあるのだけど、歪んでいる(ような)気がするし、色収差があるような気がする・・・。
結果的に、RX100M6で撮ったJPEG撮って出しの写真に魅力が感じられず、「写真を撮ったが見返す写真がない」状態となりました。そこで今回「子供の写真が最高にキレイに撮れる」新しいカメラを探すことになりました。
迷った機種はSONY α6600とCanon EOS RP
新しいカメラを買うときに迷ったのは、SONYのα6600とCanonのEOS-RPでした。
α6600 & SEL1655Gの良いところ
迷った機種の一つがSONYのα6600 & SEL1655Gのセットです。
ちょうど販売されたばかりのAPS-Cサイズαシリーズのフラッグシップ機で、子供を撮る、または子供と一緒に自撮りする上で必要な機能が満載で、すごく迷いました。
・180度チルト液晶で自撮り可能
・SEL1655Gを使えば、換算24mm-82.5mmでちょうど良い焦点距離
・SONYの瞳AFは最高(特に、動き回る子供を撮るのには最強)
・APS-C機でフルサイズと比べれば、小型である
ただし、APS-Cとしてはかなり高額😅
ソニーストア調べですが、30万円近くになりAPS-Cにここまでは出せないなと思いました💦 もちろん軽くてもっと安いレンズはいっぱいあるんだけど、一生に一度しかない幼児期の子供を撮るには、最高のレンズが欲しいなということもあり、他のレンズは選択肢に入りませんでした。
Canon EOS RP & RF35 MACRO IS STM レンズキットの良いところ
もう一つ、迷っていたのがCanonのEOS RP。フルサイズ機なのに、小型で軽量。さらに安い!実売12万円代(ボディのみ)でフルサイズが買えるなんて、良い時代になったものです。
機能としては
・小型軽量でフルサイズ機である!
・バリアングル液晶で自撮り可能
・35mm F1.8 MACROは写りが良く安い!(まさに撒き餌な神レンズ!)
・JPEG撮って出しの画像がすごくキレイ!(Canonらしい絵作り!)
一方、SONY α6600と比較してみると・・・
・瞳AF & Servo AFは、まだまだ改善の余地あり
・レンズラインナップが貧弱
(2020/1/26時点でRFの並レンズは35mm F1.8とRF24-240mm F4-6.3のみ)
・バッテリーの持ちが悪い
何世代にも改良が重ねられたSONYのミラーレスに比べると、CanonのEOS-Rシリーズはまだまだ発展途上中で、いまいち買う決心がつきませんでした。
Rentio で EOS RPを借りて決心
結局、実際の使い勝手が分からなかったので、「Rentio」で1週間レンタル。
実際に使ってみないと分からない機能を中心に確認しました。
・実際に撮れる写真は好みの色合い、人肌の表現かどうか
・スマホとの連携(GPS埋め込みや、リモートシャッターなど)は使い勝手が良いか
・小型とはいえ、EOS RPの大きさ・重さは普段持ち歩く荷物として許容範囲か
・瞳AFは子供の撮影に十分使えるのか
・バリアングル液晶 & 35mm F1.8で自撮りは可能か
正直なところ、バリアングル液晶 & 35mm F1.8で自撮りは画角が狭すぎてちょっと難しかったのですが、子供の人肌の写りは大満足でした!また、非常に分かりやすいカメラの操作性もあり、使い慣れたSONYではなく、CanonのEOS RPを買う決心がつきました!
改善の余地あれど、大満足なEOS RP!
EOS RPはなんだか、”一眼レフ”的なカメラだと思います。
SONYのように新しい技術で、新しいカメラを作る!というより、今まで一眼レフで培ってきたカメラの基礎 & レンズ技術の集大成を、EOS Rシリーズに継承した!って感じです。
🔽EOS RPには満足しているんだけど、ちょっと手を抜いてるなーと感じる点
・電源ボタンが左肩にある
(レフ機と比べて電源のOnOffが多いミラーレス機で左肩はめんどい)
・EOS RとRPの差別化のためか、RPのバッテリーが弱すぎる
・瞳AF かつ 水準器を表示できない(何故なのか・・・)
とはいえ、撮れる写真は最高で、愛着があるからこその不満です。
単焦点 35mmでしか撮れない…という事が欠点に感じなければ、「子供の写真が最高にキレイに撮れる」カメラで、本当に買ってよかったと思っています。
EOS RPにおすすめなアクセサリー
ここからはEOS RPと一緒に買って、使い勝手がよかったアクセサリーを紹介します。
Canon キヤノン トライポッドグリップ HG100TBR
Canonが販売している「ミニ三脚 + ワイヤレスリモートコントローラー」がセットになった自撮り棒です。
「トライポッドグリップ HG100TBR」 のホームページの対応機種には、「EOS RP」の記載はないのですが、1kg以内かつワイヤレスリモートコントローラー BR-E1 に対応しており、35mm F1.8 MACROでしたらEOS RPで利用可能のようです。
(※公式には対応していないので、自己責任のもとでご利用ください。ちなみに、バッテリー・カード込みでEOS RPが約485g、RF24-105mmなどのRFズームレンズは軒並み700gを超えるので、ズームレンズは1kgの重量オーバーで使えないですね)
便利なところは、「ワイヤレスリモートコントローラー BR-E1」が三脚に埋め込まれていて、手元でシャッターを切ったり、離れたところからシャッターを切ったりできるところです。EOS RPで自撮りしようと思ったら、これしかないのでは?と思います。
唯一の難点としては、RF35mm F1.8 MACROでは、画角が狭くてちょっと自撮りが厳しいところ。いずれ、EFレンズアダプターとCanon EF24mm F2.8 IS USMでも買おうと思います。
ミニ三脚を立てて、離れたところからシャッターを切ることも可能
PeakDesign ピークデザイン カフ リストストラップ アッシュ CF-AS-3
ストラップを取ったり付けたり簡単にできるPeakDesignのストラップです。
落下防止のためにストラップはあったほうが良いのですが、たまに邪魔になる…そんな時に、すぐストラップが取り外しできて、すごく便利です!
デザインもカッコよく手首ストラップなら”これ”と言える傑作です。
🔽使い勝手などは動画の方が分かりやすそうなので、別の方のYouTube動画をご紹介
HAKUBA 一眼カメラケース M-80 ブラック DCS-03M80BK
EOS RP と RF35mm F1.8 macroレンズがぴったり入るカメラケースです。
まるで専用品と思うようなぴったり感。
EOS RP と RF35mm F1.8 macroレンズセットを買ったのなら、買って損はないです。
まとめ
以上、EOS RPのレビューと一緒に買ったものの紹介でした!
「JPEG撮って出し」で撮るのなら「子供の写真が最高にキレイに撮れる」カメラで大満足です。まだ買ったばかりですが、いっぱい写真を撮りたくなるそんなカメラです!
vanbiさんに子供!?
(ΦωΦ)フフフ…