こんにちは!vanbiです。
セキスイハイムで家を建てると、照明は契約後のインテリア打ち合わせでまとめて決めることになります。ダウンライトを何台、どこに、どの光色で。調光を付けるか。人感センサーはどこまで入れるか。スイッチをどこに配置するのか。決めることは本当に多いです。
しかも、図面だけで決めていかなくてはならないため、ここは暗くならないか、この位置に照明を付けたとき家具の配置は問題ないか、など想像力を働かせながら全力で取り組むことになります。ただ、それでも「照明をこうしておけばよかった…」と思うことが多々あります。
我が家は2022年8月にセキスイハイムのGREENMODELに入居して、今年で4年になります。当時の見積書を引っ張り出したところ、ハイムに発注した照明まわりだけで、361,000円(税込397,100円)かかっていました。
この記事では、その内訳を実額で公開したうえで、4年住んで分かった「毎日使っている機能」と「ほとんど使っていない機能」を紹介します。これから照明計画を立てる方の参考になれば嬉しいです。
なお、この記事の金額は、見積書の表記に合わせてすべて税抜です。税込は総額のときだけ併記します。
- ハイムに発注した照明まわりの総額は361,000円(税込397,100円)。うちダウンライト32台で247,000円
- リビングの調光(調光器14,000円+調光対応ダウンライト8台)は毎日使っている。就寝1時間前に暗くするのが習慣
- 同じ器具に付いていた調色(光色切替)は4年間ほぼ使っていない。温白色固定でよかった
- 人感センサーは4セット52,000円。通過するだけの場所は正解、納戸を手動にしたのは失敗
- コーブ照明は埃を理由にやめて、ダウンライト8灯にした。4年経っても後悔はない

ハイムに発注した照明の費用は、税込397,100円だった
2022年の見積書から、照明に関係する項目だけを抜き出すとこうなります。金額はすべて税抜で、セキスイハイムに発注した分だけです。自分たちで手配したシーリングライトなどは含みません(後述します)。
| 項目 | 金額(税抜) |
|---|---|
| ダウンライト 32台(器具+工事) | 247,000円 |
| 照明器具(コーニス用・ブラケット・ダクトレール一式) | 40,000円 |
| 人感センサースイッチ 4セット | 52,000円 |
| 調光器 1台 | 14,000円 |
| 間接照明ボックス 造作工事 | 8,000円 |
| 合計(税抜) | 361,000円 |
| 税込(10%) | 397,100円 |
建物の総支払額(約4,490万円)から見れば1%にも満たない話ですが、「照明だけで40万円近い(税込)」と言われると、それなりの額です。我が家の建築費全体の中でこれがどのくらいの位置づけなのかは、別記事に実額でまとめています。

内訳はダウンライト32台の247,000円が最大
我が家のダウンライトはすべてDAIKO(大光電機)製で、全部で32台です。場所ごとの内訳はこうなっています。
| 場所 | 品番 | 光色・W数 | 台数 | 単価(税抜) 値引き前 | 金額(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| WIC・納戸・洗面・手洗器 | DDL-5102WWM | 昼白色 5.2W | 7台 | 3,300円 | 23,100円 |
| 玄関・通路・ダイニング トイレ(1F・2F)・書斎入口 | DDL-5102AWM | 温白色 5.2W | 9台 | 3,300円 | 29,700円 |
| 階段 | DDL-5103AWM | 温白色 6.6W | 3台 | 5,300円 | 15,900円 |
| キッチン | DDL-4395FWCM | 光色切替 5.8W | 3台 | 7,800円 | 23,400円 |
| キッチン手元 | DDL-4479FBG | 光色切替 8W・黒枠 | 2台 | 8,800円 | 17,600円 |
| リビング | DDL-4809FWCM | 光色切替+調光 8.4W | 8台 | 9,800円 | 78,400円 |
| 器具計 | — | — | 32台 | — | 188,100円 |
表の単価は値引き前の金額です。台数を掛けて足すと器具代は188,100円になり、ここから見積書上で47,100円が値引きされて141,000円。これに工事費106,000円が乗って、合計247,000円という構成になっています。
工事費の内訳は、「穴あけ+取付」が1箇所2,500円で32箇所=80,000円、基本料・工程管理料が20,000円、階段・吹抜けの高所作業が6,000円です。

この8灯が調光対応のDDL-4809FWCMです
この397,100円に入っていないもの
見積書に載っているのは、ハイムに発注した分だけです。リビング以外の居室は照明を後付けできるようにした上で、シーリングライトとペンダントライトは自分たちで手配したので、この金額には含まれていません。
| 場所 | 器具 |
|---|---|
| 主寝室 | Panasonic LEDシーリングライト 〜8畳 HH-LC540A |
| 子供室 | Panasonic LEDシーリングライト(導光パネル)調光・調色 〜12畳 HH-LC720A |
| 書斎 | Panasonic LEDシーリングライト 調光・調色 〜8畳 HH-LC568AZ |
| 畳スペース | IKEA |
いずれも2022年に選んだ型番なので、これから探す方は同じクラスの現行品を見てください。
もうひとつ、この「ハイムに頼む分」と「自分たちで選ぶ分」の切り分けがうまくいったのが、ダイニングです。
ダイニングテーブルの真上には、ダウンライトではなくダクトレールを1本通してもらいました。レール一式(L-7030の2m・黒を現地カット、フィードインボックス、エンドキャップ)と取付工事はハイム発注で、先ほどの照明器具40,000円の中に入っています。そこに吊るしているペンダントライト3灯(コイズミ照明 AP54866)は、自分たちで手配したものです。

ダクトレールの利点は、器具をいつでも替えられることです。ダウンライトは天井に埋め込む工事なので、気に入らなくても簡単には動かせません。ダクトレールの範囲内ではありますが、ダクトレールなら位置をずらすのも、灯数を増やすのも、将来まったく別のデザインに替えるのも自由です。照明は年々モデルが入れ替わるので、10年後に同じ器具が手に入る保証はありません。レールさえ通しておけば、そのときに気に入ったものを選び直せます。
1階のトイレは、自分で買って自分で付けた
もう1箇所、自分で買って付けた照明があります。1階トイレのペンダントライト2灯です。取り付けまで自分でやりました。

ガラスの凹凸を通った光が、水面のゆらぎのような模様を壁に広げます
ガラスの表面に凹凸のあるタイプで、点けると水面がゆらいでいるような光が壁一面に広がります。柄物のクロスと合わせると、狭い空間でも見せ場になります。
なお、手洗い場のブラケットライトのように、他にも自分たちで選んだ施主支給品があります(ブラケットは発注がハイム経由なので、費用は照明器具40,000円に含まれます)。選んだ器具の一覧は別記事にまとめています。

インテリアの予算枠65万円は、最終的に151.8万円になった
契約時、インテリアの予算枠は650,000円でした。変更見積書に残っている数字を見ると、最終的には1,518,000円。差額868,000円の超過です。
この枠には別注クロス、タイル貼り、ウォッシュキャビネット、プレミアムドア、ステンドグラス、カーテンなども入っているので、全部が照明ではありません。ただ、照明まわりの361,000円は、最終的なインテリア費1,518,000円の約4分の1にあたります。
インテリアの打ち合わせは、1つずつは数千円から数万円の判断の積み重ねです。その場では「これくらいなら」と思えるのですが、合計すると枠の2倍を超えました。照明は台数と機能の掛け算になるので、特に気づいたら高額になっていた!となりやすいと思います。
4年住んで分かった|調光は毎日使い、調色は使わなかった
今になって分かったのは、同じ1台のダウンライトに付いていた2つの機能で、評価がまっぷたつに分かれたということです。毎日使っている機能と、お金をかけたのに使わなかった機能を順に見ていきます。
調光は毎日使っている
リビングのダウンライト8台は調光対応のDDL-4809FWCM(8.4W)で、壁に調光器(DP-39672GM)を付けました。器具が1台9,800円で8台、調光器が14,000円です。
結論から言うと、これは毎日使っています。
むしろ最大の明るさまで上げて使うことのほうが稀です。夕方以降はだいたい明るさを絞っていて、遅くとも就寝の1時間前には、よく眠れるようにかなり暗くします。明るいまま過ごしてから急に消灯するのと、1時間かけて落としていくのとでは、寝つきが違うと思っています。
建てる前は「調光なんて最初だけ触って、そのうち固定で使うのでは」と思っていました。実際は逆で、4年経った今もほぼ毎日使っています。


「アレクサ、暗くして」で記憶した暗さにできる
調光器には専用のリモコンもあります。ただ、我が家で一番使っているのはAlexa経由の音声操作(Nature Remoを利用)です。
あらかじめ「この暗さ」というのを記憶させてあるので、「アレクサ、暗くして」と言うだけで一発でそこまで暗くなります。ソファに座ったまま、スマホもリモコンも触らずに済みます。
毎日繰り返す操作なので、これが1アクションで実行できると本当に便利です。壁のスイッチまで歩いてダイヤルを回す前提だったら、たぶんここまで使っていません。調光を入れるなら、音声かリモコンで呼び出せる状態まで含めて考えたほうがいいと思います。

一方、調色(光色切替)は4年間ほぼ使っていない
同じDDL-4809FWCMには、電球色・温白色・昼白色を切り替えられる機能も付いています。電源スイッチを短い間隔でオン・オフすると、光色が切り替わる仕組みです。そして、調色(光色切替)機能が付いているぶん、ダウンライトの単価も高くなります。同じ見積書の中で見ると、光色を固定したタイプは5.2Wで3,300円、6.6Wで5,300円。リビングに入れた光色切替+調光タイプは8.4Wで9,800円です。ワット数が違うので差額そのものは出せませんが、価格帯は倍以上ちがいます。
そうしてお金をかけた切替機能を、4年間ほとんど使っていません。ほぼ温白色に入れたままです。
理由は単純で、他の2色が好みに合わないからです。
- 電球色:黄色が強すぎて落ち着かない
- 昼白色:白すぎて落ち着かない
- 温白色:白と黄色の中間で自然な色合い。結局これしか使っていない
これはリビングだけの話ではありませんでした。キッチンのダウンライト5台も光色を切り替えられるタイプですが、こちらは電球色のまま固定で使っています。料理の色がよく出るので、キッチンだけは電球色のほうが合っていました。季節やシーンで使い分けるのでは、と打ち合わせ当時は思っていましたが、結局のところ使わずじまいです。
インテリアコーディネーターさんからは「光色を切り替える方は実際には少なくて、温白色がいい色合いでオススメですよ」と言われた記憶があります。それでも打ち合わせ当時は、調色(光色切替)機能がないことがどうしてもリスクに感じられて、リビングは値段の高い光色切替タイプにしてしまいました。
もう一度選べるなら、値段の高い光色切替タイプではなく、温白色オンリーのダウンライトにします。調光は残して、調色は割り切る。4年使った照明の結論はこれです。
人感センサー4セットで52,000円|通過する場所は正解、納戸は失敗
人感センサー付きスイッチ(パナソニックの「かってにスイッチ」)は、玄関まわりと階段など「通過するだけの場所」に4セット入れました。1セット13,000円で、合計52,000円です。
これは正解でした。手が塞がっていても点きますし、消し忘れがありません。子どもが電気を消さずに通り過ぎても、勝手に消えます。
失敗したのは納戸です。「たまにしか入らないし、長時間荷物を探すこともあるから手動でいい」と考えて、ここだけ手動スイッチにしました。ところが実際に納戸へ入るのは、何かを取りに行くか、しまいに行くときの、ごく短時間だけです。しかも、物を出し入れするので、たいてい両手が塞がっています。こういう場所ほど、人感センサー付きスイッチが向いていると思います。
納戸を手動にして削れた予算は、この1セット分の13,000円です。毎日のストレスと引き換えにする金額としては、まったく割に合いませんでした。
同じ理由で、トイレも今ならセンサーにします。滞在時間が短かったり、手が塞がりやすい場所は、素直にセンサーにしておくのがいいと思います。納戸の後悔については、後悔ランキングの記事でも書いています。

リビングのコーブ照明をやめて、ダウンライト8灯にした
当初、リビングの上部にはコーブ照明(天井を照らす間接照明)を入れる計画でした。
やめた理由は埃です。コーブ照明は器具を隠すために、壁面へ出っ張りを作ります。その上面に埃が溜まっていくのが目に見えていて、しかも高い位置なので掃除もしにくい。3年後、5年後を考えたときに、そこが引っかかりました。
代わりに採用したのが、今のダウンライト8灯の構成です。4年住んでの評価はこうです。
- 雰囲気としては、コーブ照明のほうがよかったのだろうと思う
- ただしダウンライト構成でも不満はない
- 掃除の対象が増えなかったのは、結果として正解だった
間接照明は写真では圧倒的に映えます。ただ、写真に写らない部分(掃除、器具の寿命、将来の改修)まで含めて考えると、判断は変わることがあります。我が家は「見せ場は玄関に1箇所だけ作って、リビングは実用に振る」という配分にしました。

玄関のコーニス照明は、壁材とセットで効く
その「見せ場1箇所」が玄関です。
正面の壁にコーニス照明(壁を上から照らす間接照明)を入れています。器具はDAIKOのシステムライト DSY-4845AWM(温白色15W)で24,800円、間接照明ボックスの造作工事が8,000円です。

良い感じになっているのは、壁材とセットになっているからだと思います。玄関正面にはLIXILのエコカラットプラス「陶連子(とうれんじ)」を貼っていて、縦格子の凹凸に光が上から当たることで陰影が出ます。
平らなクロスの壁にコーニス照明を入れても、ここまでの効果は出ません。間接照明を検討するなら、照らす対象の壁の装飾にこだわるのがオススメです。ちなみにこのエコカラットは自分で貼りました(DIY)。


これから照明を決める人へ|かける場所と削る場所
4年住んだ立場で、お金をかけてよかった場所と、削ってよかった場所・削るべきではなかった場所を整理します。
- リビングの調光。毎日使うし、生活のリズムに直結する
- 通過するだけの場所の人感センサー。短時間のみ滞在する場所も人感センサーの候補に
- 間接照明は1箇所だけ。照らす壁にはLIXILのエコカラットがいい感じ
- 調色(光色切替)。結局どの器具も1色に固定したままだった
- 収納やトイレの手動スイッチ。1万円ちょっとのために削る場所ではない
もう一度建てるなら、この順番で決める
リビングの明るさ調整のように、毎日操作するものにお金をかけます。さわる回数が多いぶん、多少お金をかけても十分に元が取れます。我が家の場合は、調光器14,000円と、調光対応のダウンライト8台(1台9,800円)がこれでした。
玄関、階段、納戸、トイレ。通過するだけの場所や、滞在時間が短いことが多い場所です。1セット13,000円は、毎日の動作が減ることを考えれば十分に元が取れます。
間接照明は数を増やすほど掃除の手間も増えます。我が家は玄関の1箇所だけにして、これがちょうどよかったです。照らす壁に凹凸のある素材を選ぶと、同じ照明でもおしゃれに見せられます。
色を切り替える機能は、少なくとも我が家では使いませんでした。リビングはほぼ温白色、キッチンは電球色のまま固定で、昼白色は一度も出番がありません。それぞれ光色を固定した安いタイプで足りた、というのが4年後の結論です。
まとめ
ここまでの内容をまとめます(金額はすべて税抜、総額のみ税込を併記しています)。
- ハイムに発注した照明まわりの総額は税抜361,000円、税込397,100円。うちダウンライト32台で247,000円
- 調光(調光器14,000円+調光対応ダウンライト8台)は毎日使っている。就寝1時間前に暗くするのが習慣になった
- 調色(光色切替)は4年間ほぼ使っていない。光色を固定したタイプでよかった
- 人感センサーは4セット52,000円。通過する場所は正解、納戸の13,000円をケチったのは失敗
- コーブ照明は埃を理由にやめてダウンライト8灯に。4年経っても後悔はない
- 玄関のコーニス照明は、エコカラットとセットでオシャレに
照明は、契約後のインテリア打ち合わせで一気に決めることになります。完成後の見え方がイメージしにくいまま、図面だけで進めていく必要があるので、光色の切替や間接照明など、あれもこれも付けたくなります。ただ4年住んでみると、本当に必要だったものと、そうでなかったものがはっきり分かれました。
この記事が、これから照明計画を立てる方の参考になれば嬉しいです。






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