WordPressをPHP 8.0.x系にするのを、一旦、諦めました・・・というお話です。
私は、WordPressなどのシステムは最新が良いと思っていて、常にアップデートがないか確認しています。特に、過去、古いプラグインを使っていてホームページ乗っ取りを経験してますから、余計、最新の状態にしておきたいと思っています。(最新だからって安心ではなく、Apache Log4jmなどの特定のバージョンで深刻なバグが発生する時もありますが・・・)
しかし、WordPressをPHP 8.0.x系にアップデートするのは、もう少し様子を見ようと思いました。その理由をまとめておこうと思います。
プラグインのPHP 8.0.x系への対応が完了していない(と思われる)
今回、AWS LightsalのWordPressインスタンスが『5.9.3』となり、PHPが7.4.x系からPHP 8.0.x系へバージョンアップしました。(Lightsalのインスタンスに含まれるミドルウェアバージョンは、BitnamiのCHANGELOGを確認すると良いです)
そのため、テストとしてインスタンスを作成して利用してみましたが、いくつかのプラグインで動かなかったり、エラーで正常に動作しませんでした。
- Search Regex ➡︎ 重大なエラーが発生し、プラグインを有効化できず
- Site Kit by Google ➡︎ プラグイン自体は動いたが、プラグインの管理画面でエラー表示あり
いずれのプラグインも必須ではないものの、現時点で代替プラグインを探すのも面倒臭いし、他のプラグインも正常に動くのだろうか?と疑問を抱いてしまいました。だって、世の中の大半のWordPressサイトがPHP7.x.x系で動いているのに、開発者自体がちゃんと『PHP 8.0.x系』動作チェックしていると思いますか?(私は、していないと思います!)
WordPress 6.0リリース後に移行(予定)
ということで、現状、PHP7.x.x系に深刻なバグがあるわけでもないですし、もう少しPHPのバージョンアップは延期しようと思います。世間の多くの人が、PHP 8.0.x系へ移行してバグ出しした後で良いかなと(笑)
直近では、WordPress 6.0がリリースされると思いますし、WordPress 6.0リリース後の1年後ぐらいが目安かなーと思っています。その頃には、プラグインも安定して動くようになっていてほしいですね。